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FM Towns: Free Software Collection 4
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FM Towns Free Software Collection 4 - Disc 1.iso
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Text File
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1991-10-18
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122KB
|
2,872 lines
-///////////////////////////////////////////////////////////////////////////-
Multi Media Based Tiny Tmenu
『 次 』
TUGi version 1.13BL20
Copyright(c) KXC KAROU・UOTA Oct. 1991
All rights reserved.
Nifty Serve :PED01676
Nanno-Net :PAROU
電脳わ~るど:DW0057
-///////////////////////////////////////////////////////////////////////////-
本TUGiシステムは、TUGIが持つマルチファイルビュアー及びT
iny-TMENUとしてのプログラム実行機能等の各機能の向上と融合
を深める事を重点に、プログラムの基礎部分からの変更に着手をする事で、
操作性及び機能性の向上と可能な限りの最適化を図った物です。
TUGiでは『i』が強調されていますが、それはTUGiの性格が、
interesting,inteligent,ideal・・
と言った面での特徴がTUGIと比較して格段に差が生じた結果、ネーミ
ングの変更が余儀無く必要とされたバージョンアップであった事を象徴と
する物です。
その背景には、モニター配付限定版等を配付する等して多くの方に深く意
見を求める等をして、入念に様々な要望を可能な限り取り入れる等の処置
を行ったと言う経緯が有ります。
そして、本TUGiはこれまでTUG,TUGIに於いて培って来たノウ
ハウと実績をベースとしてユーザーの要望の最大公約数をサポートした、
TOWNSを駆るアイテムとして此処に公開させて戴く事になりました。
■INDEX
1.名 称 ・・・・・・・・・・・ 正式名称
2.機 能 ・・・・・・・・・・・ TUGiの簡単な紹介
・TMENUとしての機能
・マルチビューアーとしての機能
3.作 者 ・・・・・・・・・・・ 作者紹介及び連絡先
4.開発環境 ・・・・・・・・・ 開発に使用した機器及びソフト
5.対 象 ・・・・・・・・・・・ 利用する対象となる環境
6.動作確認 ・・・・・・・・・ 動作確認を行った機器及び環境
7.概 要 ・・・・・・・・・・・ 各機能面の要点を紹介
・TMENUとしての概要
・マルチビュアーとしての概要
8.準 備 ・・・・・・・・・・・ 利用するに辺りまづ行うべき事
・TMENU&マルチビュアーとして利用する場合
TUGiのインストール
・TMENUから利用する場合
9.使用方法 ・・・・・・・・・ 各機能の詳細な使用方法
・起動方法
・終了方法
・マクロファイルによる定義実行
・マルチローダーとしての実行方法
・各ウィンドウ別の機能の説明
10.補足事項 ・・・・・・・・・ 特異な設定等への対処
・RAMディスクの取扱い等について
・TUGi.ENVについて
11.注意事項等 ・・・・・・・ 注意点及び実行出来ない事等
12.TPH形式 ・・・・・・・ TUGiに採用した理由等
・TPH形式開発にあたって。
・TPH形式をTUGiに採用した理由について。
・TPH形式の特徴
13.著作権等 ・・・・・・・・・ 利用される方へ心構えとして
14.謝辞 ・・・・・・・・・・・・・ ご協力下さった方々へのお礼の言葉として
15.最後に・・・ ・・・・・ 今回のバージョンアップについて
-==========================================================================-
1.名 称
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Multi Media Based Tiny Tmenu
TUGi version 1.13BL20
-==========================================================================-
2.機 能
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☆TMENUとしての機能とマルチビュアー機能が融合したオリジナル
TMENUで有る。
☆基本操作及び機能はTUGI及びTUGの物を継承し、それらを更に
拡張、改善した物。
☆プレゼンテーションツールとしての利用も可能にした簡易マクロ機能
をサポート。
☆マルチビュアー単独での利用も可能で有り、TMENU等から呼び出
される一般のアプリケーションソフトとしても利用可能。
■TMENUとしての機能
☆TMENU同様のファイルセレクタベース構成で、定義アイコン、T
MENU.IF2、等のアイテムがそのまま利用可能。
☆TMENUには無いプログラム実行機能として、オリジナルのメニュ
ー形式や、IF2登録のON/OFF指定による各種プログラムの実
行機能を持つ。
☆TMENUよりもサイズが小さく俊敏な表示速度を誇り機動性に優れ
ている。
☆OSF/Motif等のWindowsライクなデザインと操作性の
統一。
☆メインウィンドウ上からオープンされる、機能毎に独立したウィンド
ウを持つ。
☆ファイルセレクタの操作を快適にする、高速ツリー表示/ジャンプ、
ワイルドカード、ソーティング、2タイプの表示形式等の機能をサポ
ート。
☆簡易ファイルマネージメント機能を持ち、マウスのみでファイルの複
写、削除、移動が可能。
☆TMENUで動作可能なプログラムは、まづ動作可能。
☆電源OFF時のメッセージ機能。
■マルチビューアーとしての機能
・画像関係
☆14形式の高速グラフィックデータビュアー機能。
☆4形式の32K色画像の高速コンバート機能。
☆ビデオカードに対応し、ビデオの画像入力及びモニターが可能。
☆グラフィックのハードウェアスクロール及び拡大/縮小表示機能。
☆マクロ機能によって定義ファイル読み込みによる自動表示等が可能。
・音楽/音声関係
☆リアルタイムウェイブモニター搭載CD演奏機能。
☆EUPファイルの演奏及び、音量、音程、テンポ等の変更が可能な制
御機能。
☆PCM音声ファイル(SND形式)の再生機能。
・文書関係
☆ハードウェアスクロールを用いた高速多機能の文書表示機能。
☆16進ダンプリスト表示機能。
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3.作 者
-==========================================================================-
Copyright(c) KXC KAROU・UOTA [Nifty-Serve :PED01676]
[電脳わぁるど:DW0057 ]
[Nanno-Net :PAROU ]
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4.開発環境
-==========================================================================-
・機種 FM-TOWNS モデル40H
・OS TOWNS-OS V1.1 L30( TUGiv1.13A + TUGiCON )
・言語 High-C V1.4L20 & 386ASM
・エディタ RED2
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5.対 象
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FM-TOWNSシリーズ (メモリ2MB必須)
TOWNS-OS V1.1 L30 (インストール時必要)
MS-DOSV3.1 (インストール時必要なコマンドが有る)
※必要なファイルの一部が欠けますが、TOWNS-OS V1.1 L30 の代わりに
フリーウェアコレクション3でもインストールは可能です。
尚、その際は不足分のファイルを補う為にユーザー側で対処願います。
※既にTUGiシステムを作成済の方は上記インストールに用いるOS
は必要有りません。
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6.動作確認
-==========================================================================-
・機種 FM-TOWNS モデル40H + FMTDP-532(CRT)
FM-TOWNS モデル2 + FMTDP-531(CRT)
ビデオカード1
・環境 TOWNS-OSVer1.1L30 + TUGi Ver1.13B
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7.概 要
-==========================================================================-
■TMENUとしての概要
・CONTROL.EXEによって呼び出される、オリジナルのTME
NU.EXPです。
・TMENUには無いオリジナル機能とマルチビュアーとしての機能を
併せ持つ。
・外観はWindowsライクなファイルセレクタを核とする。
・アイコン表示ウィンドウ上で、アイコンクリックを行う事で定義され
ているプログラムの実行が出来ます。
・各プログラムの定義実行が可能
TMENUのメニューバーの様な物で、各プログラムを、TUGi.
INFに、ユーザー登録しておく事で実行可能になります。
カレントドライブには依存しません。
・マウスクリックでファイルセレクタ上の各種プログラムを実行出来ま
す。
・ファイルセレクタ上のデータファイルをマウスクリックで、TMEN
U.IF2に登録して有る拡張子に対応して同じく登録して有る複数
の各種プログラムの選択実行が出来ます。
・TMENU.IF2の登録実行プログラムの自動呼出しのON/OF
Fや、登録実行プログラムの確認、変更が簡単に出来ます。
・ファイルセレクタ上から、各種データファイルに対応するIF2に登
録して有る実行プログラムの確認及び変更が容易。
・TMENUで動作可能なプログラムは、まづ動作可能です。
現在迄の動作チェックで、動作不能等の支障は起きておりません。
富士通製TMENU付属のプログラムも支障無く動作しております。
・TMENUよりもサイズが小さく、俊敏な表示速度を誇り、機動性に
優れている。
・ディレクトリィツリーの表示ウィンドウを設け、ディレクトリィツリ
ー表示機能とディレクトリィジャンプ機能を持ち、ディレクトリィの
確認及び移動が容易です。
尚、ディレクトリィツリー表示では、CD高速ディリレクトリィツリ
ー表示が可能です。
・フルパスでのディレクトリィ表示及びマウスによるディレクトリィ移
動が可能。
・ファイルセレクタ上のファイルのソーティング表示(順番表示)が可
能。
フルネーム、ファイルネーム、拡張子順、日付順及び非ソートの選択
が可能。
・環境ファイルとして、TUGi.ENVを作成します。
起動ドライブの書き込み可能(プロテクトはOFF)になってる必要
が有ります。
TUGi.ENVを各エディタで編集する事で環境設定も可能です。
(但し、あくまで単純な設定です。)
・簡易ファイルマネージメント機能を持っており、ファイルセレクタ上
で指定したファイルの複写、削除、移動がマウス一つで簡単に出来ま
す。複写先のパスはディレクトリーツリーを表示して取得出来ます。
■マルチビュアーとしての概要
○マクロ定義関係
・拡張子TUGのマクロ定義ファイルをTUGiのビュアー機能に処理
を渡す事で、実現している。
・TUGiの持つビュアー機能の主な物の殆どを制御出来る。
・メッセージウィンドウや、マウス入力等をサポートし、プレゼンテーシ
ョンツールとしてTUGiを利用する事が可能。
○画像関係
・様々な形式のグラフィックファイルを表示する。
以下の各形式に対応しています。
Tif,P16,P32,P25,GRP,GIF,TK3,GED,
GHP,PIC,TK4,TPH
・ビデオカードに対応し、512×480サイズと320×240サイ
ズのビデオの画像入力及びスーパーインポーズ表示によるビデオモニ
ターが可能。
・コンバート対応は、以下の各32K色画像形式のグラフィックファイ
ルのみで、縦横の画面許容サイズは512×512迄対応。
PIC,Tif,TK4,TPH
・全ての操作は、マウスのみで可能。
グラフィック表示時のスクロール及び拡大/縮小及び終了はキーボー
ド(コンソール側)でも操作可能。
・ロング指定の縦比率によって、200(又は400)ライン形式の他
機種や過去のグラフィックも正常比率で見れる。
・ワイド指定の横比率によって、X68K(又はX68Kモード)の横
長比率でセーブされたグラフィックも正常比率で見れる。
・32K色の最大表示画面サイズは512×512迄対応しています。
○文書関係
・全てのファイルを対象に、ハードウェアスクロールを用いた高速テキ
スト表示又は高速16進ダンプリスト形式表示が可能。
・操作方法は、JTYPEライクなレベルメーター方式とMOPTER
Mライクな方式等が有る。
・テキスト/背景の色の変更が出来ます。
・ラインナンバーのマーク/ジャンプ(表示位置の記憶/移動)が出来
ます。
・3段階のタブサイズの変更(桁合わせ位置)が出来ます。
・CD演奏制御、EUP演奏制御等の機能が有り、文書を見ながら音楽
が聞けます。
○音楽関係
◇EUP演奏
・EUP演奏制御ウィンドウ上での、中断、停止及び、音量、音程、テ
ンポの変更が可能。
・一旦停止した場合等の再演奏機能。
・EUP形式ミュージックファイル演奏は既存する殆どの物が無修正で
演奏可能。
◇CD演奏
・CD演奏制御ウィンドウ上で以下の事が可能です。
再生、停止、中断、早送り、巻き戻し、演奏曲番号指定
L音量調整,R音量調整,MIC入力,LINE出力のレベル調整
・リアルタイムウェイブ機能を搭載し、音の波形をリアルタイムで見る
事が可能です。
◇PCM音声再生
・SND形式音声ファイルの再生機能を持ち、マウスクリックで音声再
生が可能。
※ビュアー機能としては対応して無いが、オリジナルSND圧縮形式で
あるASDを再生出来る。
○画像形式関係補足
・Tiffはv4.0に対応し、2値、16色、256色、32K色の
画像表示が可能。v5.0の圧縮機能は無いがパレットデータには対
応させている。
v4.0に完全に準拠していないVCARD1で表示さないタイプで
も表示が可能な場合も有る。
・TK3は、Bモード圧縮に対応し、320×200サイズでの正常比
率表示と、X6互換ワイド表示に対応。512×256サイズ迄に対
応している。
・PIC形式は、柳沢氏作PIC形式では、標準(X68Kモード)と
TOWNS拡張フォーマットをサポート。表示時の最大サイズ、コン
バート時の最大サイズ共に512×512迄可能です。
DoGA版PIC形式では256×256サイズの標準的な物をサポ
ート。
・TK4形式は、Ver1.00の物で有り、比率の変更表示は、画像
のサイズに合わせて、TK3やPICと同様な比率で表示可能。
表示時の最大サイズ、コンバート時の最大サイズ共に512×512
迄可能です。
・TPH形式は、Ver1.00の物で有り、比率の変更表示は、画像
のサイズに合わせて、TK4と同様な比率で表示可能。
表示時の最大サイズ、コンバート時の最大サイズ共に512×512
迄可能です。
コンバート時に圧縮率が極端に悪い物は自動的に圧縮を中断します。
・P16、P25,P32の各形式は、TOWNS-PAINTに準拠し
ているが、厳格なフォーマットチェックは行って無い。(他のメジャー
なPDSと同じ仕様にしている)
・GED形式は、GEdit-TOWNSに準拠しているが、正確なフォ
ーマットチェックは行って無い可能性が有る。(他のPDSと同じ仕様
にしている)
・GIF形式は、GIF87aフォーマットに準拠しており、アニメーシ
ョン表示機能をサポート。
・GRP形式は、TOWNSシステムソフトウェア収録のGRP形式ファ
イルに対応している。他のプレミアムCDや店頭デモで使用された物で
は対応され無い可能性も有る。
・GHP形式は、グラフィックヘゲターに準拠し、ヘッダが81Hの物に
対して有効で有る。既存する殆どのGHPファイルに対応しているが、
店頭デモ等で使われた物で未対応の物も有る。
サイズは、512×512サイズ迄対応しています。
-==========================================================================-
8.準 備 TUGiのシステム作成
-==========================================================================-
■TMENU&マルチビュアーとして利用する場合
MS-DOS等のコンソール上で解凍後、以下の手順で行って下さい。
凍結ファイルには以下の物が含まれます。
実際のTUGiシステム作成は、以下の各定義ファイルを変更する事
で、行えます。
※既に旧バージョンのTUGi及びTUGIのシステムを作成されてい
る方は必要なファイルをコピーしてやるだけでOKです。
TMENU .EXP ;TUGi version 1.13B 本体
TMENU .IF2 ;TEMNU.IF2(サンプル)
TUGi .INF ;実行定義ファイル (サンプル)
TUGi .ENV ;環境定義ファイル
TUGiEND0 .ASD ;圧縮形式PCM音声ファイル
TUGiEND1 .ASD ;圧縮形式PCM音声ファイル
TUGiEND2 .ASD ;圧縮形式PCM音声ファイル
TUGiEND3 .ASD ;圧縮形式PCM音声ファイル
TUGi .DOC ;TUGi説明文書
TUGi .GGG ;簡易概略説明文書ファイル
MACRO .DOC ;マクロ機能に関する簡易説明文書
SAMPLE .TUG ;サンプルマクロファイル
〔1〕TUGiシステムを作成する。
☆TOWNS-MENUV1.1L30を起動し、ディスクの初期化を
行う。
その際に、「CD演奏システム複写」を指定する事。媒体はフロッピー
ディスクでもハードディスクでも構いません。
※フリーウェアコレクション3でも構いませんが、システムの作成に不
足のファイル等は各自で補う様にお願いします。
初期化が終了し、CD演奏システムが作成されている事を確認して下
さい。(一旦実行させて見て下さい。お茶目なCDプレーヤが出てきた
らOKです。その後リセットしてTMENUに戻って下さい。)
☆続いて、そのシステムにTMENUV1.1L30の以下のファイル
をルートディレクトリィ(トップディレクトリィ)に複写して下さい。
AUTOEXEC.BAT
CONFIG .SYS
CONTROL .EXE
DICUTY .COM
T_OAK2 .EXE
TMENU .IF2
OAK2USR .DIC
REIPL .COM
☆続いて、MS-DOSから以下のファイルをルートディレクトリィに
コピーして下さい。
MS-DOSをお持ちで無い方は、TUGiシステムの終了を本体の電
源スイッチ(POWER)で行う等の必要が有ります。
POFF.COM
そのシステムに有る以下のファイルが不要の場合は削除して下さい。
CD_DA.EXP ;CD演奏プログラム
☆続いて、そのシステムに上記のTUGiのファイルを複写して、一応
の起動システムが完成します。
※FPDベースでご利用の方で、ディスク空間を出来るだけ減らしたく
無い方は、上記TUGiのファイルの内、ASD拡張子の圧縮形式P
CM音声ファイルを省く事が出来ます。
今までTMENUで使っていた各プログラム、及びTMENU付属の
ユーティ、ツール等はそのまま使えますので、特にTUGiのシステム
にコピーする必要は有りませんが、FD(フロッピー)ベースでTUG
iを利用される方は、日頃使っている必要と思われるユーティ、ツール
はコピーされたほうが良いでしょう。(今後のバージョンアップの為に
若干の空き容量の確保をお願いします。)
尚、もしも、HDD等でTMENUV1.1L30システムを別々の
ドライブで2つ以上作成していてその片方をTUGiシステムとしたい
と言う方は、そのシステムに上記のTUGiのファイルを複写するだけ
でOKです。
〔2〕TMENU.IF2ファイルを作成する。
以下にTMENU.IF2ファイルとTUGi.INFファイルの作
成法について述べて行きます。(良く説明がお分かりにならない場合は、
サンプルとして添付したTMENU.IF2,TUGi.INFをご参
照しながら本文をお読み下さい。)
尚、それらファイルが無くとも、本TUGiシステムは動作します。
TMENU同様な快適なシステムが御不要な方は特に必要有りません。
現在御使用の物が有ればそれを、そのままTUGiシステムのルート
ディレクトリィにコピーして下さい。
HDユーザーの方で各ドライブ別に複数定義されている方は、1つの
TMENU.IF2ファイルに文書エディタで編集してコピーして下さ
い。
特に同じ拡張子が2つ以上定義されていても構いません。TUGiシス
テムのほうで選択が可能ですので、不要かも知れないと思われる物でも、
登録したほうが良いでしょう。
最大登録数は256になっておりますので、それ以上記述されてもTU
Gi上では登録されません。
以下にサンプル例を挙げておきます。
ASD,00,2F,L:\HIGHC\ASD\ASD_PLAY.EXP
ASM,01,21,J:\UTY\TUGiCON.EXE J:\UTY\RED.EXE
BAK,02,59,DEL
BAS,00,22,K:\BASIC386\FB386.EXP -x
BAT,01,27,J:\UTY\TUGiCON.EXE J:\UTY\WINK50.EXE
C ,01,23,J:\UTY\TUGiCON.EXE J:\UTY\RED.EXE
COM,01,25,J:\UTY\TUGiCON.EXE
CTP,00,69,K:\G_UTY\PICL.EXP -@ -Z
DAT,00,20,K:\T_UTY\DIN.EXP
DAT,01,20,j:\UTY\TUGiCON.EXE J:\UTY\ALPDT.EXE
DIC,00,10,K:\T_UTY\DIN.EXP
DIC,01,20,j:\UTY\TUGiCON.EXE J:\UTY\ALPDT.EXE
DOC,00,20,K:\T_UTY\TUG.EXP /e /M1
DOC,00,20,K:\T_UTY\JTYPE.EXP
DOC,00,20,K:\T_UTY\WINK.EXP
DOC,01,20,J:\UTY\TUGiCON.EXE J:\UTY\WINK50.EXE
DOC,01,20,J:\UTY\TUGiCON.EXE J:\UTY\RED.EXE
DOC,01,20,J:\UTY\TUGiCON.EXE J:\UTY\MIEL.EXE
DOT,00,11,K:\T_TOOL\PTNEDIT.EXP -g16
EUD,02,1B,G:\music\eupdvt.bat
EUP,00,1B,K:\M_UTY\HEPLAY
EUP,00,1B,K:\M_UTY\eup.exp
EXE,01,25,J:\UTY\TUGiCON.EXE
EXP,00,26,K:\T_UTY\DIN.EXP
EXP,00,26,K:\T_UTY\PACKEXP.EXP
FMB,00,2D,
GBX,00,1C,
GED,00,75,K:\T_UTY\TUG.EXP /e /M1
GED,00,75,K:\G_UTY\GEDIT.EXP
GGG,01,20,J:\UTY\TUGiCON.EXE J:\UTY\MIEL.EXE
GHP,00,75,K:\T_UTY\TUG.EXP /e /M1
GHP,00,75,K:\G_UTY\GH.EXP
GIF,00,1E,K:\G_UTY\IV.EXP -s
GIF,00,1E,K:\T_UTY\TUG.EXP /e /M1
GRP,00,75,K:\G_UTY\BOWA.EXP
GRP,00,75,K:\T_UTY\TUG.EXP /e /M1
H ,00,28,
ICN,00,0D,K:\T_TOOL\PTNEDIT.EXP -i
INF,01,68,J:\UTY\TUGiCON.EXE J:\UTY\RED.EXE
IF2,00,68,K:\T_UTY\WINK.EXP
IF2,01,68,J:\UTY\TUGiCON.EXE J:\UTY\RED.EXE
LIB,00,29,
LOG,00,12,K:\T_UTY\JTYPE.EXP
LOG,00,12,K:\T_UTY\WINK.EXP
LST,00,24,K:\T_UTY\JTYPE.EXP
LZH,01,24,J:\UTY\TUGiCON.EXE J:\UTY\LHA.EXE E
MAG,00,75,K:\G_UTY\MAGL.EXP
MAP,01,2A,J:\UTY\TUGiCON.EXE J:\UTY\ALPDT.EXE
MKI,02,75,K:\G_UTY\MAKI.BAT
MKI,00,75,K:\G_UTY\MAGL.EXP
MAN,00,20,Q:\T_UTY\JTYPE.EXP
OBJ,01,2B,J:\UTY\TUGiCON.EXE J:\UTY\ALPDT.EXE
P16,00,75,K:\G_UTY\BOWA.EXP
P32,00,75,K:\T_UTY\TUG.EXP /e
P32,00,75,K:\G_UTY\BOWA.EXP
P25,00,75,K:\G_UTY\BOWA.EXP
PIC,00,75,K:\G_UTY\PICL.EXP /@
PIC,00,75,K:\G_UTY\PICLD.EXP
PMB,00,2E,
PTR,00,1F,K:\T_TOOL\PTNEDIT.EXP -i
SND,00,2F,K:\M_UTY\SNDREC -p
SYS,00,2C,
TIF,00,1D,K:\T_TOOL\TIFF.EXP
TIF,00,1D,K:\G_UTY\BOWA.EXP
TIF,00,1D,K:\G_UTY\IV.EXP -s
TK3,00,75,K:\T_UTY\TUG.EXP /e
TK4,00,75,K:\T_UTY\TUG.EXP /e
TXT,00,20,K:\T_UTY\JTYPE.EXP
TXT,00,20,K:\T_UTY\WINK.EXP
TXT,00,20,K:\M_UTY\Heat.EXP
TXT,01,20,J:\UTY\TUGiCON.EXE J:\UTY\RED.EXE
TXT,01,20,J:\UTY\TUGiCON.EXE J:\UTY\MIEL.EXE
TXT,01,20,J:\UTY\ERICON.EXE J:\UTY\VZ.COM
〔3〕TUGi.INFファイルを作成する。
TUGiにはTMENUのメニューバーのに相当する機能を持ち、ユ
ーザー側で自由にカスタマイズが可能です。
この内容を定義しているのが、TUGi.INFになります。
TUGi.INFには、ドライブ名を含めてプログラムの定義が可能な
事により、カレントドライブやディレクトリィに影響されません。
例を挙げたほうが分かり易いと思いますので、以下に例を挙げて説明
していきましょう。
尚、定義時のフォーマットは厳格に、一字一句性格に記述して下さい。
位置がずれていたり、余分な文字等が入っていると正常に実行されませ
ん。(非常に不親切ですが^_^;)
☆ジャンルの作成
まづ、以下の例では、プログラム定義のメニューが1行目に記述され
ています。
この定義メニューは、以下に続くプログラムのジャンルを示す物で、T
MENUのメニューバーの名称の様な物と考えて下さい。
最初の文字が、半角ANKの";" で始まらなければなりません。
";" は何文字続いても構いませんが、ジャンルを含めて1行80文字以
内に収めて下さい。
ジャンル名は、半角ANKで10文字(全角なら5文字)以内に収めて
下さい。それ以上の長さの場合は無視されます。
☆プログラム名の定義
次の2行目では、プログラム名の定義です。
半角(ANK)文字で左から詰めて20文字以内に定義して下さい。
余った部分は空白で埋めて下さい。空白を含めてANK20文字サイズ
で無くてはなりません。(全角文字だと、10文字になります。)
TMENUで定義するアイコンの名称の様に考えて下さい。既にTME
NUで登録して有るアイコンと同様なネーミングにすると分かりやすい
と思います。
☆プログラムの種類の定義
次に、左から22桁目のANK2文字の数値は、プログラムの種別を
表します。
必ずANK英数字2文字で、記述して下さい。
TMENU.IF2で定義して有る物と同じで、以下の様になってい
ます。
00 ;起動プログラムがEXP形式の場合
01 ;起動プログラムがEXE,COM形式の場合
02 ;起動プログラムがバッチファイル等の場合(COMMA
ND.COMの内部コマンドでも構いません。)
☆プログラムの実行手順の定義
最後に、実行手順を記述します。以下の例を見て戴ければお分かりの
様に、MS-DOSやORICON等から実行する際と同様に記述して
下さい。但し、ANK文字サイズ60文字未満とし、必ず行の終わりは
改行で終了させて下さい。
尚、プログラム名の拡張子(EXP,EXE,COM)は省略しないで
下さい。
3行目以降も1行目、2行目と同様に行われています。
尚、最大登録数は256になっておりますので、それ以上記述されても
TUGi上では登録されません。又ジャンル名は13個以内に収めて下
さい。
1----+----1----+----1----+----1----+----1----+----1----+----1
;;OS
TMENU Ver1.1L30,01,J:\UTY\REIPL.EXE K:
MS-DOS V3.1L30,01,J:\UTY\REIPL.EXE J:
開発環境DOS ,01,J:\UTY\REIPL.EXE F:
;;コンソール
ORICON Ver1.05,01,J:\UTY\ORICON.EXE
ERICON V0.71op,01,J:\UTY\ERICON2.EXE
CRICON ,01,G:\T_UTY\CRICON.EXE
CONSBAS ,01,J:\DEVELOP\BASCOM\CONSBAS.EXE
TOMCON ,02,J:\UTY\TOMC.BAT
;;ディスク
初期化 ,00,K:\T_UTY\FORMAT.EXP
ディスク複写 ,00,K:\T_UTY\DISKCOPY.EXP
ディスクの名前変更 ,00,K:\T_UTY\LABEL.EXP
ヘッドクリーニング ,00,K:\T_UTY\CLNDSK.EXP
ハードディスクの退避,00,K:\T_UTY\BACKUP.EXP
ハードディスクの復元,00,K:\T_UTY\RESTORE.EXP
区画設定 ,00,K:\T_UTY\DISKPAT.EXP
表面検査 ,00,K:\T_UTY\HDUTY.EXP
;;設定
各環境設定 ,00,K:\T_UTY\SETUP.EXP
;;スペシャル
CD演奏 ,00,K:\T_UTY\CD_DA.EXP
ビデオ映像 ,00,K:\T_UTY\VCARD2.EXP
辞書管理 ,00,K:\T_UTY\DIC.EXP
外字管理 ,00,K:\T_UTY\GAIJI.EXP
;;言語
FB386 V1.1L21 ,00,K:\BASIC386\FB386.EXP
FB386CP ,00,J:\DEVELOP\BASCOM\BCSTART.EXP
;;通信
WINKv3.20 ,00,K:\T_UTY\WINK.EXP
RWINK50 ,01,J:\UTY\TUGiCON.EXE J:\UTY\WINK50.EXE
WHISPER ,02,K:\T_UTY\WHISPER\WHISPER.BAT
MopTerm ,00,K:\T_UTY\MOPTERM.EXP
;;File 管理
エゴロジー2 ,01,J:\UTY\TUGiCON.EXE J:\UTY\EC.EXE
FD ,02,J:\FD.BAT
;;文書関連
RED2 ,01,J:\UTY\TUGiCON.EXE J:\UTY\RED.EXE -a -k6 -d2 M:\D.TED
文書編集 ,00,K:\T_TOOL\EDIT.EXP
プリントアウト ,00,K:\T_TOOL\PRINT.EXP
FM-OASYS ,01,K:\T_TOOL\OASYS.EXE
;;画像ツール
TUG ,02,K:\TUG.BAT
TUGΧ ,02,K:\TUGX.BAT
CRX Ver1.01a ,00,H:\CRX\CRX.BAT
T-PAINT 16 color ,00,H:\PAINT\GE16.EXP
T-PAINT 32Kcolor ,00,H:\PAINT\GEX32.EXP
T-PAINT 256color ,00,H:\PAINT\GE256.EXP
G_Edit ,00,K:\G_UTY\GEDIT.EXP
Graphic-Hegater ,00,K:\G_UTY\GH.EXP
Graphic-Hegater2 ,00,K:\G_UTY\GH2.EXP
God-Transfer ,00,K:\G_UTY\TRANS.EXP
IV Ver3.0 ,00,K:\G_UTY\IV.EXP
VCARD1 ,00,K:\T_FILE\VCARD1.EXP
;;TUGi
TUGiCON ,01,J:\UTY\TUGiCON.EXE
TUGiOAK ,01,J:\UTY\TUGiOAK.EXE
TUGiCOk ,00,K:\T_UTY\TUGiCOL.EXP
TUGiDEN ,00,K:\T_UTY\TUGiDEN.EXP K:\T_UTY\GBASE.GDS
;;音楽ツール
Heat ,00,K:\M_UTY\HEAT.EXP
J-SOUND ,00,K:\M_UTY\JSOUND.EXP
;;ツール類
DIN ,00,K:\T_UTY\DIN.EXP
LOOK ,00,K:\T_UTY\LOOK.EXP
パターン編集 ,00,K:\T_TOOL\PTNEDIT.EXP
IIE ,00,K:\T_TOOL\IIE.EXP
以上でTUGiシステムの作成が完了した筈です。
実際は、TUGiを使いながら、徐々に構築されて行くのが比較的楽に
なると思います。
各種文書エディターを登録しておき、TUGiを使いながらちょこちょ
こ追加修正を行って下さい。
以上の説明でお分かりにならない方は、TOWNSシステムソフトウ
ェア付属マニュアルや、MS-DOS関連の書籍、或いはTOWNS関
連の書籍等を良く参照しながら行って下さい。
■TMENU等から呼び出すマルチビュアーとして利用する場合
TMENUから一般のプログラムを起動する様にTUGiを利用する
事が出来ます。その場合は、TUGiは、マルチビュアーとして機能し
ます。
尚、プログラムの実行も可能ですが、実行後はTUGiに戻らずに、T
UGiを起動したTMENU等に戻ります。
TUGiをTMENUから呼び出すマルチビュアーとして限定してご利
用される場合は、上記の、『TMENU&マルチビュアーとして利用さ
れる場合』で説明した凍結ファイルのTUGi本体で有るTMENU.
EXPをTUGi .EXP等と分かり易い様にリネームされる事をお勧
めします。
後は、TMENU上等からアイコン(或いはファイルネーム)クリック
で実行し、終了はTUGiのメインウィンドウ左上のExitボタンを
押し、オープンしたExitウィンドウの〔EXIT〕を選択すれば、
TUGiを起動したTMENU等に戻ります。
※TUGiをバッチファイルの定義によって起動した場合、仕様上の性
格から動作がおかしくなる場合が有りますのでご注意下さい。
-==========================================================================-
9.使用方法 各ウィンドウの具体的な操作説明
-==========================================================================-
此処では、TUGi本来の使用方法で有る、TMENUとマルチビュ
アーとして利用する場合についてメインウィンドウを中心に各ウィンド
ウごとに詳しく述べていきます。
本家TMENUからマルチビュアー単独で利用する場合等は、プログラ
ムの実行機能等の記述を無視して下さい。
操作方法で注意して戴く点は、TUGiがTMENUとマルチビュア
ーとが融合した物で有る事から、操作性の統一を図る観点から、全ての
マウスクリックはダブルクリックでは無くシングルクリック(1回クリ
ックするのみ)で行われます。(その為、ファイル、ディレクトリィの
選択は単一指定しか出来ません。)
又、CD演奏時にドライブアイコンをQドライブに指定すると、CD演
奏は自動的に終了されます。
◆起動方法
TOWNSを起動させて、TMENU同様に行って下さい。
尚、TUGiは環境ファイルTUGi.ENVをプログラム実行毎に書
き換えますので、TUGiシステムの有るディスクは書き込みが出来る
状態にしてご利用下さい。
◆終了方法
終了は、メインウィンドウの左上のExitボタンを押し、Exit
_Selectウィンドウを開き、終了方法を選択して下さい。
この機能に関しては、以下の『Exit_Selectウィンドウ』の
項で詳しく説明します。
◆マクロファイルによる定義実行
これに関しては、添付のMACRO.DOCで実際のマクロの定義命
令を使ったサンプルを用いて、説明致します。
TUGiのマクロをご利用になる場合は、必ず添付文書を良くお読みの
上、お願い致します。
◆マルチローダーとしての実行方法
パラメータを並べて富士通純正TMENU等から実行出来るマルチロ
ーダーとして利用出来ます。もっぱらこの様にTUGiを利用される方
で富士通純正TMENUをメインにお使いのユーザーにはTMENU.
IF2ファイルに登録されると便利かと思います。TUGiをマルチロ
ーダーとしてだけ使われる方は TUGi.EXP 等とリネームしてお使い下さ
れば戸惑われる事も無いでしょう。
本機能で利用可能なのは、グラフィックファイルとテキストファイルの
みですのでご注意下さい。(EUPファイル等をパラメータで与えると
ハングアップします。)
但し、拡張子TUGのマクロファイルには対応しております。
この様にマルチローダーとして利用した場合は、ファイルセレクタの表
示は有りません。
〔書式〕
RUN386 TMENU.EXP -s パラメータ1 パラメータ2 ・・・・
必ず1個目のオプションが"-s"で有る必要が有ります。このオプション
が抜けている場合は、マルチローダーとして機能しません。
◆各ウィンドウ別の機能の説明
殆どの機能を利用する際には、ウィンドウがオープンしそれら機能の
の制御を個別に行います。
ウィンドウの種類は全部で6タイプ有り、目的及び機能別に使い分け
られており、デザイン、色、サイズ等が若干異なっています。
・TUGiメインウィンドウ ・・・・・・・・・・・・・・・ メインウィンドウ
・プルダウン型ボタン選択サブウィンドウ ・・・ Sorting他
・特異機能制御型サブウィンドウ ・・・・・・・・・・・ Euphony_Play他
・スクロール型ウィンドウ ・・・・・・・・・・・・・・・・・ Tree他
・テキスト表示制御ウィンドウ ・・・・・・・・・・・・・ TUGi_Type
・メッセージ/状態表示ウィンドウ ・・・・・・・・・ Power Off
TUGiには以下の名称のウィンドウが有り、一部を除き各ウィンド
ウはメインウィンドウ上のボタンを押す事でオープンします。
各ウィンドウの名称は各ウィンドウのタイトルバーに表示されます。
(メインウィンドウのみ異なり、TUGiとだけ表示されます。)
・TUGiメインウィンドウ(ファイルセレクタ)
・Exit_Select
・Selecter Style
・Sorting
・Wild Card
・Icon_Selecter
・TUGi_Menu
・IF2_Selecter
・Tree
・Graphic Convert
・Screen_Aspect_Change
・Video Dizitize&Moniter
・Euphony_Play
・Compact Disc Player
・File_management
・TUGi_Type
・Option
・Text_Color_Change
・Mark_Line_Number
・Jump_Line_Number
・Wave Monitor
・Power off
以下に各ウィンドウ(一部を除く)の共通事項について説明します。
○Exitボタン------------------------------------------------------
マウスによってジョブが行われる全てのウィンドウにはExitボタ
ンがメニュータイトルの左端(又は右端)に設けられ、それを左クリッ
クする事でそのウィンドウがクロースし、1つ前のウィンドウに戻りま
す。このボタンは、マウスを”すーっ”と移動可能な左端(又は右端)
迄動かせば、当たる場所に設置されています。
尚、メインウィンドウ、TUGi_Typeウィンドウを除く全てのマ
ウスによってジョブが行われるウィンドウでは、マウスの位置に関係無
く、マウス右クリックによってもそのウィンドウをクロースする事が可
能です。
○縦スクロールバー表示------------------------------------------------
縦のスクロールバーが出現するウィンドウでは、スクロールバーによ
る表示位置の直接指定、スクロールボタンによる1行単位のスクロール
及びページ単位スクロールボタンの3つによって移動が可能です。
スクロールバーと言う場合は、こちらのバーを意味します。
○横バー表示----------------------------------------------------------
横のバーが出現するウィンドウでは、バーによる各レベルの直接指定が
行えます。文中で単純にバーと言う場合はこちらのバーを意味します。
それでは、 以下に各ウィンドウ毎に説明していきましょう。
■TUGiメインウィンドウ(ファイルセレクタ)
このウィンドウは全ての機能の制御を司る物ですので、このウィンド
ウに関しては詳細に説明を述べていきます。
メインウィンドウは、左上に有るExitボタン、1段目に有る機能
ボタン、2段目の拡張子選択ボタン、3段目のファイルセレクタ設定変
更ボタンと各モード変更ボタン及び現在の日付と時刻を示すボタンと、
メインウィンドウの下2/3を占めるファイルセレクタで構成されてい
ます。
ファイルセレクタには、カレントドライブのファイルが表示され、各フ
ァイルの手前にはIF2サインボタンが設置されており、右端にはスク
ロールバーが有ります。
文中では紹介の用途によってこれをメインウィンドウとファイルセレク
タの両方で説明しています。
尚、ファイルセレクタの最大許容ファイル数はディレクトリィを含め、
5000迄としています。
●Exitボタン
TUGiの終了及びオプション機能を司ります。
●機能ボタン
TUGiのTMENUとしての機能とマルチビュアーとしての機能を
サポートするウィンドウをオープンさせたりするボタンです。
ボタンはそれら機能別に2色で並んでいます。
ウィンドウのオープンは、これらボタンをマウスクリックだけで無く、
左のボタンから順にキーボードの〔PF1〕~〔PF10〕キーにも対
応しております。マウスを機能ボタン迄動かさずとも良いので、場合に
よって使い分けて下さい。
●拡張子選択ボタン
マルチビュアー及びファイルセレクタとして簡便に操作出来る様に配
慮された拡張子を指定、確認出来る機能として設けられたボタンです。
●IF2サインボタン
TMENUには無い機能の一つとして、ファイルのオブジェクト指向
の性格を一歩高め、データファイルに対するTUGiのビュアーとTM
ENUとしてのIF2ファイルの機能の融合に大きく貢献するボタンで
有り、TUGiの最大の特徴とも言える物です。
このボタンによってデータファイルが如何に処理されるかを即座に確認
すると共に、その処理内容を変更する事が容易に可能です。
●日付表示ボタン
このボタンは現在の日付を示します。変更は出来ません。
●時刻表示ボタン
このボタンは現在の時刻を示します。変更は出来ません。
メインウィンドウ以外でもこの表示ボタンは出現します。
此処では以下の項目別に説明をします。
尚、理解し易くする為、TMENUとしての機能とマルチビュアーとし
の機能に大別して説明を進めていきます。
▼TMENU編
・カレントドライブの変更
・カレントディレクリィの変更
・ファイルセレクタのスクロール表示
・ファイルセレクタの表示方式を変更する場合
・ファイルのソーティングを行う場合
・ファイルの拡張子指定を行う場合
・ファイルセレクタのプログラムファイルの実行
・ファイルセレクタのデータファイルの実行
・アイコン定義プログラムの実行
・プログラムの定義実行
・データファイルに対応したプログラムの選択
・ディレクトリィツリーの表示及びディレクトリィジャンプ
▼マルチビュアー編
・グラフィックファイルの表示
・グラフィック形式コンバートを行う場合
・グラフィック表示時の画面のアスペクト比を変更する場合
・ビデオカードによる画像の取り込みとビデオモニター
・グラフィックの再表示
・SNDファイルの再生
・EUPファイルの演奏
・EUPファイルの再演奏
・CD(コンパクトディスク)の演奏
・テキスト表示
・16進ダンプリスト形式表示
・モードを変更する場合
★TMENU編
○カレントドライブの変更----------------------------------------------
セレクタ上欄に有るドライブアイコンをクリックし、ドライブを指定
して下さい。何らの原因でドライブの用意が出来て無い時はメッセージ
を表示してファイルセレクタの表示はされません。
ディスクを入れ換えた時等は、再度ドライブアイコンを押してディス
ク情報をTUGiで取得して下さい。
CD演奏中のQドライブ指定等では、ドライブのチェンジが遅れたり、
上手くチェンジ出来ない場合が有りますので、再度ドライブアイコンを
クリックして下さい。
○カレントディレクリィの変更------------------------------------------
TMENU同様に、セレクタ上欄のフルパス指定とファイルセレクタ
中のディレクリィ名指定の2つの方式で変更が行えるのに加えて、Tr
eeウィンドウでのフルパスの取得が可能です。
○ファイルセレクタのスクロール表示------------------------------------
前述の『縦スクロールバー表示』の項参照
○ファイルセレクタの表示方式を変更する場合----------------------------
ファイルセレクタのファイルの表示形態を複数表示と単一(詳細)表
示のいづれかの選択が可能です。
複数表示時には、TUG,TUGI同様の1行に4つのファイルを表示
し、単一表示時にはファイルの詳細内容を付加し、1行1ファイルで表
示されます。
メインウィンドウ3段目の〔SELECT〕ボタンを押す事でメイン
ウィンドウ上にSelecter Styleウィンドウがオープンし、
この機能が働きます。
この機能に関しては、以下の『Selecter Styleウィンド
ウ』の項で詳しく説明します。
○ファイルのソーティングを行う場合------------------------------------
ファイルセレクタ上のファイルを、4種類の方法でソーティング表示
が可能です。
メインウィンドウ3段目の〔SORT〕ボタンを押す事でメインウィ
ンドウ上にSortingウィンドウがオープンし、この機能が働きま
す。
この機能に関しては、以下の『Sortingウィンドウ』の項で詳し
く説明します。
○ファイルの拡張子指定を行う場合--------------------------------------
ファイルセレクタ上のファイルを、TUGiのビュアー機能でサポー
トし拡張子ボタンに登録されている拡張子以外で、TMENU.IF2
上に登録している拡張子から選択する事が可能です。選択した拡張子は
右から2番目の拡張子ボタンに登録され、他の拡張子ボタンと同様に扱
えます。
例えば、GGG、DOC拡張子等をIF2ファイルに登録しておけば、
フリコレ等の収録プログラムの内容の検索が楽になります。(又、この
時〔A_TYPE〕ボタンをONにしておくと、TUGi_Typeビ
ュアー上で処理されます。又希望のソフトを見つけた場合はそのまま〔
EXECTN〕ボタンをONにしてやれば、そのままTUGiから実行
出来ます。これらの使用方法については『モードを変更する場合』の項
をご参照下さい。)
メインウィンドウ3段目の〔WILD〕ボタンを押す事でメインウィ
ンドウ上にWild Cardウィンドウがオープンし、この機能が働
きます。
詳しい内容については、以下の『Wild Cardウィンドウ』の項
で説明します。
○ファイルセレクタのプログラムファイルの実行--------------------------
以下の項で説明する『モードを変更する場合』で〔EXECTN〕ボ
タンがONで、各種プログラムを実行可能にしておきます。
拡張子が、EXP以外のEXE,COM,BAT等のファイルは、T
MENU.IF2に各拡張子を登録しておく必要が有ります。(前項の
『準備』の『TMENU.IF2の作成』を参照して下さい。)
実行可能かどうかはファイルの手前に有るボタンの色が〔EXECT
N〕ボタンの色と同一で有るか否かで判別出来ます。
※リアルモードプログラムによっては〔CTRL〕+〔C〕で終了する
タイプが有り、その場合は稀に異常終了するケースが有ります。これは、
本家TMENUでも同様ですので、ご了承下さい。
後は、プログラムファイルをクリックすれば実行され、作業が終了す
れば、TUGiに復帰します。
○ファイルセレクタのデータファイルの実行------------------------------
以下の項で説明する『モードを変更する場合』で〔EXECTN〕ボ
タンがONで、各種プログラムを実行可能にしておきます。
実行させるプログラムの選択は、以下の『データファイルに対応したプ
ログラムの選択』の項を参照して下さい。
実行可能かどうかはファイルの手前に有るボタンの色が〔EXECT
N〕ボタンの色と同一で有るか否かで判別出来ます。
後は、登録して有るデータの拡張子をクリックすれば実行され、作業
が終了すれば、TUGiに復帰します。
但しこの時、IF2の指定状況がOFFならば、データファイルはIF
2に登録されているプログラムに渡されずに、TUGiのビュアー機能
で処理されます。
(例えば、TIF拡張子のファイルをクリックした場合にTUGiに於
けるIF2のTIF拡張子の登録状況がOFFならば、そのTIF拡張
子ファイルはTUGiのビュアー機能で処理され、拡張子がTIFの為
にTUGi上でグラフィック表示されます。)
尚、TUGiのマルチビュアー機能でサポートされて無い未知のファイ
ルは全てテキストファイルとみなして、TUGi_Typeのウィンド
ウに処理が渡されテキスト表示されます。
○アイコン定義プログラムの実行----------------------------------------
この機能は、以下の項で説明する『モードを変更する場合』で、〔E
XECTN〕ボタンがOFFでもONでも無関係に実行されます。
メインウィンドウ上欄に有る〔ICN〕ボタンを押す事で画面下半分
に、Icon_Selecterウィンドウがオープンし、この機能が
働きます。
この機能に関しては、以下の『Icon_Selecterウィンドウ
』の項で詳しく説明します。
○プログラムの定義実行------------------------------------------------
前項の『準備』で説明したTUGi.INFに定義して有るプログラ
ムの実行を行います。
このメニュー形式でのプログラムの定義実行機能は、ドライブ名を含め
て定義が可能な事により、現在のカレントドライブに依存しない自由で
便利な物です。ユーザーが自由にカスタマイズ可能なTMENUのメニ
ューバーの様にお考え下さい。
この機能は、以下の項で説明する『モードを変更する場合』で、〔E
XECTN〕ボタンがOFFでもONでも無関係に実行されます。
メニュー上欄に有る〔EXE〕ボタンを押す事で画面下半分に、TU
Gi_Menuウィンドウがオープンし、この機能が働きます。
この機能に関しては、以下の『TUGi_Menuウィンドウ』の項で
詳しく説明します。
○データファイルに対応したプログラムの選択----------------------------
これは、〔EXECTN〕ボタンがONの時に指定するデータファイ
ルをIF2ファイルに登録して有るどのプログラムによって実行させる
か、或いはTUGiのビュアー機能に制御を移すかを選択する物です。
メニュー上欄に有る〔Obj〕ボタン、或いはファイルの手前に有I
F2サインボタンを押す事で、ファイルセレクタ下方に、IF2_Se
lecterウィンドウが 開き、選択が行えます。
この機能に関しては、以下の『IF2_Selecterウィンドウ』
の項で詳しく説明します。
○ディレクトリィツリーの表示及びディレクトリィジャンプ----------------
メニュー上欄に有る〔TRE〕ボタンを押す事でメインウィンドウ下
方に、Treeウィンドウが開き、この機能が使えます。
この機能に関しては、以下の『Treeウィンドウ』の項で詳しく説明
します。
★マルチビュアー編
○グラフィックファイルの表示------------------------------------------
この機能は、以下の項で説明する『モードを変更する場合』で、〔V
IEW〕ボタンがONの時有効です。
メインウィンドウの2段目に並んでいる拡張子ボタンに対応した形式
のグラフィックを表示する事が出来ます。
単一の画像形式のみを指定する場合は、それら拡張子ボタンを押せば、
ファイルセレクタ上にはその形式の物のみしか表示されません。複数の
形式を表示する場合等は右端の〔***〕を指定すれば、ワイルドカー
ド指定となり、全てのファイルネームが表示されます。
拡張子ボタンの並びは、左側から、複数色サポート形式、16色、25
6色、32K色となっています。
〔P16〕 PAINTのP16形式のファイルのみ
〔P25〕 PAINTのP25形式のファイルのみ
〔P32〕 PAINTのP32形式のファイルのみ
〔TIF〕 TIFF形式のファイルのみ
〔GRP〕 GRP形式のファイルのみ
〔GIF〕 GIF形式のファイルのみ
〔GED〕 GEditのGED形式のファイルのみ
〔FIG〕 GEditのFIG形式のファイルのみ
〔TK3〕 TK3形式のファイルのみ
〔GHP〕 GHP形式のファイルのみ
〔PIC〕 PIC形式のファイルのみ
〔GHP〕 GHP形式のファイルのみ
〔TK4〕 TK4形式のファイルのみ
〔***〕 全ファイル
ファイルウィンドウ上のファイルをクリックすればグラフィックが
所定のグラフィック形式で表示されます。
但し、ファイルフォーマットが異なっている場合は表示されません。
画面表示サイズは、標準的なTOWNSのハードウェアの規格に依
存していますが、32K色画像では、グラフィックの縦サイズが48
0より上で512以下の物も画面からはみ出る事無く、全画面表示さ
れる様に考慮されています。
尚、他の色に関しても許容最大サイズは仮想画面最大サイズ迄OKで
すので、スクロール表示させて画像の全貌を見る事は可能です。
グラフィック表示時の縦横比率を変更する際は、〔ASP〕ボタン
を押して、各種縦横比の設定を変更してご覧下さい。
以下に各形式で特に必要と思われる物のみに関して制限等を述べて
おきます。
・Tiff
v4.0に対応し、2値、16色、256色、32K色の画像表示が
可能。v5.0の圧縮機能は無いがパレットデータには対応させてい
る。
v4.0に完全に準拠していないVCARD1で表示さないタイプで
も表示が可能な場合も有る。
・TK3
Bモード圧縮に対応し、320×200サイズでの正常比率表示と、
X6互換ワイド表示に対応。512×256サイズ迄に対応している。
・PIC
柳沢氏作PIC形式では、標準(X68Kモード)とTOWNS拡張
フォーマットをサポート。表示時の最大サイズ、コンバート時の最大
サイズ共に512×512迄可能です。
DoGA版PIC形式では256×256サイズの標準的な物をサポ
ート。尚、当然ながらDoGA版PICファイルのアニメーション機
能はサポートしていません。
・TK4
Ver1.00の物で有り、比率の変更表示は、画像のサイズに合わ
せて、TK3やPICと同様な比率で表示可能。
表示時の最大サイズ、コンバート時の最大サイズ共に512×512
迄可能です。
・TPH
Ver1.00の物で有り、比率の変更表示は、画像のサイズに合わ
せて、TK4と同様な比率で表示可能。
表示時の最大サイズ、コンバート時の最大サイズ共に512×512
迄可能です。
・GIF
GIF87aフォーマットに準拠しており、アニメーション表示機能
をサポート。許容最大サイズは横サイズが1024で、1024を越
えた物は表示されません。縦サイズでは512以上の物はカットされ
て表示されます。
・GRP
TOWNSシステムソフトウェア収録のGRP形式ファイルに対応し
ている。他のプレミアムCDや店頭デモで使用された物では対応され
無い可能性も有る。
・GHP
グラフィックヘゲターに準拠し、ヘッダが81Hの物に対して有効で
有る。既存する殆どのGHPファイルに対応しているが、店頭デモ等
で使われた物で未対応の物も有る。サイズは、512×512サイズ
迄対応。
※TUGiではグラフィックバッファは、EUPファイルバッファと共
有しておりますので、EUP演奏時にグラフィックファイルをロード
した時点でEUP演奏は中断されます。
この場合のEUPの演奏再開については、以下の項で説明する『EU
Pファイルの再演奏』等を参照して下さい。
グラフィック表示時のハードウェアスクロール及び拡大/縮小の操作
等については、マウスとキーボードが使えます。
但し、GED及びFIG形式のグラフィックは、画面モード9で表示し
ますので、拡大/縮小は未サポートです。
・マウス
上下左右 ・・・・・・・・・・・ ハードウェアスクロール
右クリック ・・・・・・・・・ 拡大(1~16倍)
左クリック ・・・・・・・・・ 縮小(1~16倍)
左右同時クリック ・・・・ メインウィンドウへ戻る
・キーボード
[RETURN] ・・・・・ メインウィンドウへ戻る
[ESC] ・・・・・・・・・・・ メインウィンドウへ戻る
[Q] ・・・・・・・・・・・・・・・ メインウィンドウへ戻る
[O] ・・・・・・・・・・・・・・・ メインウィンドウへ戻る
[→][←][↑][↓] ・・・ 超低速スクロール
[HOME] ・・・・・・・・・ 拡大率スクロール位置初期化
[次行] ・・・・・・・・・・・・・ 拡大(1~16倍)
[前行] ・・・・・・・・・・・・・ 縮小(1~16倍)
○グラフィック形式コンバートを行う場合--------------------------------
TUGiには32K色ファイルの画像の形式のコンバート(セーブ)
機能が有ります。
メニュー上欄に有る〔CVT〕ボタンを押した時に、グラフィックバ
ッファに32K色画像が有れば、メインウィンドウ上にGraphic
_Convertウィンドウがオープンし、この機能が使えます。
この機能に関しては、以下の『Graphic_Convertウィ
ンドウ』の項で詳しく説明します。
○グラフィック表示時の画面のアスペクト比を変更する場合----------------
グラフィック表示時に、画面のアスペクト比を変更する事で、他機種
の画像も正常比率で見る事が可能になります。
メニュー上欄に有る〔ASP〕ボタンを押す事で、メインウィンドウ
上にScreen_Aspect_Changeウィンドウがオープン
し、この機能が有効になります。
この機能に関しては、以下の『Screen_Aspect_Cha
ngeウィンドウ』の項で説明します。
○ビデオカードによる画像の取り込みとビデオモニター--------------------
メニュー上欄に有る〔VIN〕ボタンを押す事でこの機能が働きます。
この機能を利用する為にはビデオカードが必要です。
詳しくは、『Video Dizitize&Moniterウィンド
ウ』の項で説明します。
○グラフィックの再表示------------------------------------------------
メニュー上欄に有る〔DSP〕ボタンは、TUGiのグラフィックバ
ッファに有る画像の再表示を行う物です。
既に、1回以上グラフィックを表示して、グラフィックバッファ中にグ
ラフィックデータが有る時に有効になります。
※TUGiではグラフィックバッファは、EUPファイルバッファと共
有しておりますので、一度グラフィックを表示をしていても、途中で
EUPファイルをファイルセレクタ上で指定して演奏させた場合には
この機能は無効になります。当然、Euphony演奏中でのグラフ
ィックの表示機能も働きません。
又、各種プログラムを実行してTUGiに戻って来た時時点では、グ
ラフィックバッファにはデータは無く、その時点では再表示は出来ま
せん。
グラフィック表示時の縦横比率を変更する際は、〔ASP〕ボタンを
押して、各種縦横比の設定を変更してご覧下さい。
操作方法は前項の『グラフィックの表示』を参照して下さい。
○SNDファイルの再生------------------------------------------------
ファイルセレクタ上のSND形式のファイルをクリックした場合、再
生されます。SND形式のみを指定したい場合は、〔SND〕拡張子ボ
タンを押して下さい。
尚、最大許容サイズは400000バイト迄になっています。それ以上
のサイズの物の再生は出来ません。(大抵の物が再生可能です。)
再生中にマウスクリックを行うと、再生を中止します。
Euphony演奏中の場合は、Euphonyの演奏は中断されず、
PCM演奏部分のみがカットされ同時に再生されます。
CD演奏中の場合は、CD演奏はカットされます。
カットされた場合の再演奏は、各制御ボタンを押し各ウィンドウがオー
プンされると同時に再開されます。詳しくは各ウィンドウの説明の項を
ご参照下さい。
○EUPファイルの演奏------------------------------------------------
ファイルセレクタ上のEUP形式のファイルをクリックした場合、演
奏されます。EUP形式のみを指定したい場合は、〔EUP〕拡張子ボ
タンを押して下さい。
メインウィンドウ下方にEuphony_Playウィンドウがオー
プンし演奏が開始されます。
カレントドライブにEUPファイルに定義されているFMB,PCM
ファイルが無い場合は、FMINST,PCMINSTの各パスの指定
するドライブとディレクトリィから検索します。
演奏開始前に演奏されていたEUPファイルや、CD演奏、SND再
生等が有れば全てカットされます。
※TUGiではEUPファイルバッファは、グラフィックバッファと共
有しておりますので、EUPファイルの読み込みと同時にバッファに
あったグラフィックデータは消去され、グラフィックの再表示機能や
グラフィックコンバート機能は使う事は出来ません。
EUP演奏制御の詳しい説明に関しては、以下の『Euphony_
Playウィンドウ』をご覧下さい。
○EUPファイルの再演奏----------------------------------------------
何らかの理由によって、EUP演奏が中断された場合メインウィンド
ウ上欄に有る〔EUP〕ボタンを押すとメインウィンドウ下方にEup
hony_Playウィンドウがオープンし演奏が再開されます。
但し、中断の理由がプログラムの起動等によってTUGiが再起動され
た場合は、演奏の再開は出来ません。又、Euphony_Playウ
ィンドウで〔PAUSE〕ボタンを押して中断させた場合は、再度〔P
AUSE〕ボタンを押して再開させて下さい。
その際、演奏に必要なEUPファイルがEUPファイルバッファ中に
無い場合は前回演奏させたEUPファイルを自動的に読み込み、又、演
奏に再度FMB,PMBファイルを読み込む必要が有れば自動的に読み
込みます。
EUP演奏制御の詳しい説明に関しては、以下の『Euphony_
Playウィンドウ』をご覧下さい。
○CD(コンパクトディスク)の演奏------------------------------------
メインウィンドウ上欄に有る〔CDP〕ボタンを押す事で、メインウ
ィンドウ下方にCompact Disc Playerウィンドウが
オープンし、メインウィンドウ上にはWave Monitor ウィ
ンドウが表示され、この機能を利用する事が出来ます。
尚、EUP演奏中やSNDファイル再生中の場合は強制終了されます。
CD演奏制御の詳しい説明に関しては、以下の『Compact D
isc Playerウィンドウ』をご覧下さい。
○テキスト表示--------------------------------------------------------
この機能は、以下の項で説明する『モードを変更する場合』で、〔A
_TYPE〕ボタンがONの時には指定したファイルが確実にこれに処
理が移されるます。
又、〔 VIEW 〕,〔EXECTN〕ボタンがONの時にも、指定
したファイルがマルチビュアー機能に処理が移された場合に於いて、グ
ラフィック表示/EUP演奏/SND再生の各機能で未サポートの形式
(拡張子)の場合は、自動的にテキストファイルとみなされこれに処理
が移されます。
この機能に処理が移ると、画面が切り替わると同時にTUGi_Ty
peウィンドウが画面最上位にオープンし,ファイルのハードウェアス
クロールを用いた高速テキスト表示が可能です。
テキスト表示制御の詳しい説明に関しては、以下の『TUGi_Ty
peウィンドウ』の項ご覧下さい。
○16進ダンプリスト形式表示------------------------------------------
この機能は、以下の項で説明する『モードを変更する場合』で、〔A
_DUMP〕ボタンがONの時には指定したファイルがこれに処理が移
されるます。
この機能に処理が移ると、画面が切り替わると同時にTUGi_Ty
peウィンドウが画面最上位にオープンし、ファイルのハードウェアス
クロールを用いた高速16進ダンプリスト形式表示が可能です。
16進ダンプリスト形式表示制御の詳しい説明に関しては、上記『テ
キスト表示』の項同様に、以下の『TUGi_Typeウィンドウ』の
項ご覧下さい。
○モードを変更する場合------------------------------------------------
このモードとは、TUGiのファイルセレクタで選択したファイルを
どの様に処理するかを決める物です。(※文中で出てくるTUGiのモ
ード、或いは単にモードと言う場合はこの事を指します。)
IF2ファイルを介したプログラム実行及び直接実行、マルチビュア
ー機能、テキスト、16進ダンプリスト形式での表示、及び簡易ファイ
ルマネージメント等の各機能のどれに処理を移すかを選択出来ます。
メインウィンドウ3段目にこのモードのメニューがボタンで常時表示
され、ONになっている場合は色が変更されます。
尚、ファイルがどれに処理が移されるかを示すのは、IF2サインボタ
ンの色でも確認が出来、その色は各ボタンの色に対応しています。
以下に各ボタンの説明を簡単にします。
〔A_DUMP〕 処理がTUGi_Typeウィンドウに移り、全
てのファイルを対象に16進ダンプリスト形式表
示を行う。
〔A_TYPE〕 処理がTUGi_Typeウィンドウに移り、全
てのファイルを対象にテキスト表示を行う。
〔 VIEW 〕 処理がTUGiのマルチビュアー機能に移ります。
指定したファイルの拡張子がTUGiのマルチビ
ュアー機能でサポートされている物なら、グラフ
ィック表示/演奏/再生等の処置が取られ、それ
ら以外の拡張子は全てテキストファイルとみなさ
れ、処理がTUGi_Typeウィンドウに移り、
テキスト表示を行う。
〔EXECTN〕 指定されたファイルがEXP形式のネイティブプ
ログラムの場合或いはその拡張子のTMENU.
IF2での登録状況がONの場合、実行される。
それ以外の場合には、TUGiのマルチビュアー
機能に処理が移されます。
実行されるか、マルチビュアー機能に処理が移さ
れるかの確認はファイル手前のIF2サインボタ
ンの色で判別出来ます。
〔FILEMR〕 処理がFile_managementウィンド
ウに移り、全てのファイルを対象とした簡易ファ
イルマネージメント機能を行う。
一般的なこのボタンの使い方を参考迄に述べておくと、このボタンは
普通は常時、〔EXECTN〕を指定しておき、TUGiのビュアー機
能で充分事足りるグラフィック等の拡張子のファイルに関しては、IF
2_Selecterウィンドウで、その拡張子の実行をOFFにして
おくとマルチビュアーとTMENUとしての使い分けが楽になり便利で
す。
■Exit_Selectウィンドウ
このウィンドウは、メインウィンドウの左上のExitボタンを押す
事でメインウィンドウ上にプルダウン形式でオープンされるウィンドウ
です
このウィンドウは、以下に説明するTUGiの終了方式の選択とオプシ
ョンの機能を持っています。
〔POFF_〕 TUGiを終了させてTOWNSの電源をOFF
〔REIPL〕 TUGiを終了させてTOWNSを再起動
〔EXIT_〕 TUGiを終了させてTUGiを起動したプログ
ラムに戻る。(※TUGiをTMENU等から起
動した場合のみ有効)
〔COL_1〕 TUGiのパレットセットをデェフォルトセット
(タイプ1)に変更する。
〔COL_2〕 TUGiのパレットセットをタイプ2に変更する。
〔FONT1〕 TUGiのボタンフォントをデェフォルトに設定
する。
〔FONT2〕 TUGiのボタンフォントをゴシック調のフォン
トにする。
※〔POFF_〕,〔REIPL〕の機能を利用する場合は、前述の様
に起動時のルートディレクトリィにPOFF.COMとREIPL.
COMが必要です。それらファイルが無い場合は、TOWNS本体の
電源スイッチや、リセットスイッチを押して下さい。
〔POFF_〕を選択した場合は、画面中央にPower offウィ
ンドウがオープンし、時間等の条件によって変わるメッセージ表示と女
性の声で終了メッセージが音声再生され、その後暫くしてTOWNSの
電源がOFFになります。
※この時、CONTROL.EXEに処理が移された後の”プログラム
を読み込み中です”のメッセージ表示はされません。
尚、カレントドライブにASD拡張子のPCM音声ファイルが無い場
合は、終了メッセージの音声再生はされません。
〔COL_1〕,〔COL_2〕ボタンを押す事でTUGiのカラー
リングが2タイプに変わります。フリーウェアのTUGiCOLを用い
ればタイプ2のカラーセットの内容を自在に変更可能です。
〔FONT1〕,〔FONT2〕ボタンを押す事でTUGiの各ボタン
のフォントスタイルが2タイプに切り替わります。モニターが小さい、
視力の関係で見づらいと言った方は、〔FONT2〕を押して太めのゴ
シック調で操作される事をお勧めします。
このウィンドウをクロースさせるにはExitボタンを含めたいづれ
かのボタンを左クリックするか、マウスの位置に関係無く右クリックで
行います。
■Selecter Styleウィンドウ
このウィンドウはメインウィンドウから〔SELECT〕ボタンを押
す事でメインウィンドウ上にプルダウン形式でオープンされるウィンド
ウです。
このウィンドウには、ファイルセレクタのスタイルを決定する以下のボ
タンが有ります。
〔 WIDE 〕 ファイルセレクタの表示を1行4ファイル形式
で表示します。
〔SINGLE〕 ファイルセレクタの表示を1行1ファイル形式
で詳細表示し、日付、時間、アトリビュート、フ
ァイル容量、ファイルネームの形式で表示します。
このウィンドウをクロースさせるにはExitボタンを含めたいづれ
かのボタンを左クリックするか、マウスの位置に関係無く右クリックで
行います。
■Sortingウィンドウ
このウィンドウはメインウィンドウから〔SORT〕ボタンを押す事
でメインウィンドウ上にプルダウン形式でオープンされるウィンドウで
す。
このウィンドウには、ファイルセレクタのソーティング形式を決定する
以下の5つのボタンが有ります。
〔NOSRT〕 ソーティングを行いません。
〔FULL_〕 拡張子を含むフルネームで小順にソーティングを行い
ます。
〔NAME_〕 ファイルネームで小順にソーティングを行います。
〔EXT__〕 拡張子で小順にソーティングを行います。
〔DATE_〕 日付、時刻で小順にソーティングを行います。
このウィンドウをクロースさせるにはExitボタンを含めたいづれ
かのボタンを左クリックするか、マウスの位置に関係無く右クリックで
行います。
■Wild Cardウィンドウ
このウィンドウはメインウィンドウから〔WILD〕ボタンを押す事
でメインウィンドウ上にプルダウン形式でオープンされるウィンドウで
す。
このウィンドウは、メインウィンドウ上の右から2番目の拡張子ボタン
に登録するユーザー指定の拡張子を選択する物です。
ウィンドウには、TMENU.IF2上に登録されている拡張子がボ
タン形式で並びます。(最大64個迄)
それらのいづれかのボタンを押せば、自動的に右から2番目の拡張子ボ
タンにその拡張子が登録され、ファイルセレクタにはその拡張子を持つ
ファイルが選択されます。
※TMENU.IF2がTUGiを起動したドライブに無い等の場合は、
この機能は使えません。
このウィンドウをクロースさせるにはExitボタンを含めたいづれ
かのボタンを左クリックするか、マウスの位置に関係無く右クリックで
行います。
■Icon_Selecterウィンドウ
このウィンドウはメインウィンドウから〔ICN〕ボタンを押す事で
オープンされます。
ウィンドウは、上欄にはドライブアイコンが並びその下にはそのドライ
ブのルートディレクトリィに有るTMENU.INFに記述されている
定義プログラムがアイコン形式で表示されます。
ウィンドウ左には縦スクロールバーが設置されます。
尚、アイコンの最大表示数は128個迄です。
アイコン定義プログラムの実行ウィンドウのでのプログラムの実行方
法は、まづドライブアイコンを指定し、そのドライブ下のルートディレ
クトリィに有るTMENU.INFに記述されている書式に従い、アイ
コンが表示されます。
次に左のスクロールバーで移動させて、希望のプログラムのアイコン
をクリックするとプログラムがその定義手順に従って実行されます。
ドライブの指定が、メインメニューの指定ドライブに依存しない点を
除きTMENU同様に扱って下さい。
プログラムの定義実行を行わずにメインウィンドウに復帰する場合は
左上のExitボタンにマウスを移動させて左クリックするか、マウス
の位置に関係無く、そのまま右クリックのみでも可能です。
尚、メインウィンドウのカレントドライブは、本ウィンドウでのドライ
ブ変更による影響を全く受けません。
Exitボタン及び縦スクロールバーの操作については前述の『Ex
itボタン』、『縦スクロールバー表示』の項を参照下さい。
■TUGi_Menuウィンドウ
このウィンドウはメインウィンドウから〔EXE〕ボタンを押す事で
オープンされます。
ウィンドウは、上欄にはTMENUのメニューバーの様な形式でTUG
I.INFに登録したジャンルのメニューが表示され、下欄には現在指
定中のジャンルの定義プログラム名が表示されます。
ウィンドウ左には縦スクロールバーが設置されます。
定義プログラム実行ウィンドウのでのプログラムの実行方法は、まづ
希望のジャンルを選び、そのボタンを押して下さい。そのジャンル下の
定義プログラムのみが表示されます。全ての定義プログラム一覧から検
索したい場合は、左上の〔ALL〕のジャンルを指定して下さい。
次に左のスクロールバーで移動させて、希望のプログラム名或いはそ
の〔RUN〕ボタンを押すとプログラムがその定義手順に従って実行さ
れます。
プログラムの定義実行を行わずにメインウィンドウに復帰する場合は
左上のExitボタンにマウスを移動させて左クリックするか、マウス
の位置に関係無く、そのまま右クリックのみでも可能です。
Exitボタン及び縦スクロールバーの操作については前述の『Ex
itボタン』、『縦スクロールバー表示』の項を参照下さい。
■IF2_Selecterウィンドウ
このウィンドウはメインウィンドウから〔OBJ〕ボタンを押すか、
ファイルセレクタ上のファイルの手前に有るIF2サインボタンを押す
事でオープンされます。
ウィンドウは、IF2ファイルの定義内容と、実行のON/OFFの
状況が表示されます。(拡張子の定義が実行可の時は、ボタンがONで
時は赤色で表示されます。)
ウィンドウ左には縦スクロールバーが設置されます。
IF2サインボタンをクリックしてこのウィンドウをオープンした場
合は、そのIF2サインボタンが付属していたファイルの拡張子の定義
内容がウィンドウのトップから表示されます。(マウスはその拡張子の
ボタンに移動しています。)但し、IF2ファイル自体にIF2サイン
ボタンが示す拡張子が登録されて無かった場合等は、このウィンドウは
即座にクロースされます。
この機能については、具体的に例を挙げて説明をしてみましよう。
例えば、DOC拡張子についてIF2ファイル上で以下の様になってい
た場合、目的によって使い分ける事が出来ます。
[DOC] K:\T_UTY\JTYPE.EXP
[DOC] K:\T_UTY\WINK.EXP
単にDOC形式ファイルを読む場合は上の例では、JTYPE.EXP
を定義して有るボタンを押す(ONにしておく)事で、ファイルセレク
タ上でDOC形式拡張子をクリックした場合には、JTYPE.EXP
が起動されます。
DOC形式ファイルの編集をしたり、通信上で送信する等の場合は上の
例ではWINK.EXPを定義して有るボタンを押す(ONにしておく)
事で、ファイルセレクタ上でDOC形式拡張子をクリックした場合には、
WINK.EXPが起動されます。
メインウィンドウに復帰する場合は左上のExitボタンにマウスを
移動させて左クリックするか、マウスの位置に関係無く、そのまま右ク
リックのみでも可能です。
Exitボタン及び縦スクロールバーの操作については前述の『Ex
itボタン』、『縦スクロールバー表示』の項を参照下さい。
■Treeウィンドウ
このウィンドウはメインウィンドウから〔TRE〕ボタンを押すか、
File_managementウィンドウで〔PATH〕ボタンを押
す事でオープンされます。
ウィンドウ上には、カレントドライブ(起動したウィンドウが示すド
ライブ)のツリー情報が表示され、ウィンドウ左には縦スクロールバー
が設置されます。
ウィンドウ中のツリー情報の先頭には、カレントディレクトリィが赤
色で表示され、それ以外のディレクトリィは黒色で表示されます。
尚、ツリーの最大ディレクトリィ数は2000迄です。
パスの取得は、左のスクロールバーで移動させて、スクロール表示さ
せ、ディレクトリィ名、或いはその前に有る〔TRE〕ボタンをクリッ
クして下さい。
メインウィンドウから、本ウィンドウをオープンさせた場合はメイン
ウィンドウに復帰した場合、ディレクトリィジャンプを行い、File
_managementウィンドウから本ウィンドウをオープンさせた
場合にはディレクトリィジャンプは行わず、File_managem
entウィンドウに、コピー先(又は移動先)のドライブのパスを渡し
ます。
カレントディレクトリィの箇所に戻るには、左上に有るExitボタ
ンの右隣のボタン(中央に小さい四角が有る物です。)を押す事で、ウ
ィンドウオープン時の現在のカレントディレクトリィの有る箇所のツリ
ー表示に戻ります。
ディレクトリィジャンプを行う場合は、ジャンプを行うディレクトリ
ィ名、或いはその前に有る〔TRE〕ボタンをクリックして下さい。
ウィンドウがクロースし、ファイルセレクタの内容が、指定のディレ
クトリィの内容に変更されます。
パスを取得せずに、本ウィンドウをオープンしたウィンドウに復帰す
る場合は左上のExitボタンにマウスを移動させて左クリックするか、
マウスの位置に関係無く、そのまま右クリックのみでも可能です。
Exitボタン及び縦スクロールバーの操作については前述の『Ex
itボタン』、『縦スクロールバー表示』の項を参照下さい。
■Graphic Convertウィンドウ
この機能は、グラフィックバッファに32K色画像が有る場合に於い
てメインウィンドウ上で〔CVT〕ボタンを押す事でウィンドウがオー
プンし有効になり、画像のコンバート(ディスクセーブ)が可能です。
TUGiでは、以下の形式の物に対して以下の条件でグラフィック形
式のコンバート(ディスクへのセーブ機能)をサポートしています。
画像の縦横表示比率を変更してコンバートを行う場合は、Scree
n_Aspect_Changeウィンドウで表示画面のアスペクト比
の変更を行って下さい。
但し、コンバートする形式の画像ファイルの画像情報を示すヘッダ部
等にその情報を示す機能が、設けられて無い場合は、幾ら設定を変更し
ても効果は有りません。
画像形式 WIDE LONG
TPH ○ ○
PIC ○ ×
Tiff × ×
TK4 ○ ○
画像のコンバートは、以下の各ボタンを押すと画像の再表示が行われ
開始されます。ボタンを選択して数秒~数分(画像の種類や記憶デバイ
スによって大きく左右されます)で、カレントドライブに、拡張子の異
なる同じファイルネームでセーブされます。
ファイルネームの変更は出来ませんので、ご注意下さい。(変更される
場合は、一旦TUGiCON等を起動しリネームして戴く他は無いと言
う所です。)
コンバート後はこのウィンドウをオープンしたメインウィンドウに戻り
ます。
〔TPH〕 サイズは512×512サイズ迄対応しています。
横長比率(X68Kモード)と正常比率(TOWN
Sモード)及び縦長比率をサポートし、それぞれ正
常な比率で見る事が出来ます。
尚、圧縮率が極端に悪い(自然画では無い)と思わ
れる物は、圧縮を自動的に中断します。
〔PIC〕 柳沢氏作のPIC形式にコンバートします。
サイズは512×512サイズ迄対応しています。
標準(X68Kモード)とTOWNS拡張フォーマ
ットをサポートし、それぞれ正常な比率で見る事が
出来ます。
〔TIF〕 Tiffv4.0に準拠し、或る程度の厳格なフォ
ーマット構成でセーブします。
〔TK4〕 サイズは512×512サイズ迄対応しています。
横長比率(X68Kモード)と正常比率(TOWN
Sモード)及び縦長比率をサポートし、それぞれ正
常な比率で見る事が出来ます。
このウィンドウをクロースさせるにはExitボタンを含めたいづれ
かのボタンを左クリックするか、マウスの位置に関係無く右クリックで
行います。
■Screen_Aspect_Changeウィンドウ
この機能は、メインウィンドウ上で〔ASP〕ボタンを押す事でウィ
ンドウがオープンし有効になります。
このウィンドウでは、画像の表示縦横比率を変更する事が可能で、T
UGi上でグラフィックの表示、再表示、及び画像コンバートを行う場
合に、本ウィンドウで設定した表示縦横比率(アスペクト比)が影響を
与えます。
〔ORIG〕 元の画像ファイルと全く同じ縦横比に変更する。
〔WIDE〕 X68K互換の横長比率モードに変更する。
〔LONG〕 200(或いは400)ライン形式の過去のグラフ
ィックファイルを縦長比率に変更する。
このウィンドウをクロースさせるにはExitボタンを含めたいづれ
かのボタンを左クリックするか、マウスの位置に関係無く右クリックで
行います。
■Video Dizitize&Moniterウィンドウ
この機能は、TOWNSのビデオカードを装着している時に、メイン
ウィンドウ上で〔VIN〕ボタンを押す事でウィインドウがオープンし
利用可能になります。
以下に本ウィンドウのボタンの説明をします。
〔MD_10〕 画面モード10(320×240サイズ)でビデオ
画像入力を行います。
〔MD_17〕 画面モード17(512×480サイズ)でビデオ
画像入力を行います。
〔MONIT〕 スーパーインポーズ機能を利用したビデオモニター
を行います。ビデオデジタイズよりも高品位なモニ
ターが可能です。
ボタンを押すとただちにビデオ入力が開始されます。
ビデオデジタイズ時に、取り込み画像をグラフィックバッファに取り
込み、ディスクにセーブする等の場合は、マウス左クリックで終了し、
グラフィックバッファに取り込まないと言う場合は右クリックで終了し
て下さい。
尚、この時ファイルネームには時刻と日付から参照した拡張子TMPの
ダミーのファイルネームが取得されます。
■Euphony_Playウィンドウ
このウィンドウは、EUPファイルの演奏の制御を行う物で、ファイ
ルセレクタ上でEUPファイルをクリックした場合や、メインウィンド
ウ又はTUGi_Typeウィンドウの〔EUP〕ボタンを押した時に
オープンされます。
EUPが非演奏時には、このウィンドウがオープンされると同時に、
演奏に必要なファイル(EUP,PMB,FMB拡張子の各ファイル)
を読み込み演奏が開始(或いは再開)されます。但し、〔PAUSE〕
ボタンを押して一時停止を行っていた場合は、再度〔PAUSE〕ボタ
ンを押す必要が有ります。又、〔LOOP_〕ボタンがOFFになって
いる場合はONにしてやれば最演奏されます。
尚、演奏に必要な最低限のファイル(PMB,FMBファイルが無い場
合でも演奏はされます。)が有ればEUPの演奏は開始されます。但し
EUPファイル自体が見つからなかった場合には、本ウィンドウは強制
的にクロースされ、その後に〔EUP〕ボタンを押しても本ウィンドウ
はオープンしませんし、再演奏機能は働きません。
尚、最大許容ファイル容量は525000バイトです。
CD演奏中の場合は、CD演奏が中断し(正確にはCDDA音声にミ
ュートが設定されると言う事です。CDはそのまま回転され続けられま
す。)SND再生中ならば強制終了されます。
※TUGiではEUPファイルバッファは、グラフィックバッファと共
有しておりますので、EUPファイルの読み込みと同時にバッファに
あったグラフィックデータは消去され、グラフィックの再表示機能や
グラフィックコンバート機能は使う事は出来ません。
ウィンドウは演奏を制御するボタンとバーがウィンドウ上半分に設置
され、下半分には、1段目が現在演奏中のEUPのタイトル、2段目に
はファイル名、3段目にはPMB,FMBファイル名並びにPMB,F
MBファイルの読み込み成功の可/否を示す、”〔Found〕”,”
〔Not Found〕”のメッセージが表示されます。
このウィンドウには、3つのEUP演奏状態指定ボタンと、3つの演
奏制御バーが有ります。
〔PAUSE〕 EUPの演奏を一時停止を行います。演奏の再開を行
う場合は再度このボタンを押して下さい。
〔STOP_〕 EUPの演奏を中断します。
〔LOOP_〕 EUPのエンドレス/非エンドレス演奏を指定し、こ
のボタンがONになっている時はエンドレス指定にな
っています。
●Velocityバー
このバーをマウス左クリックで移動させる事によって、音量を変
化させる事が可能です。音量は-40~40の範囲内で変化し、デ
フォルト値は0です。値は右端のボタンに表示されます。
バー左の〔INIT〕ボタンを押す事でデフォルト値に戻す事が出
来ます。
●Transposeバー
このバーをマウス左クリックで移動させる事によって、音量を変
化させる事が可能です。音程は-12~12の範囲内で変化し、デ
フォルト値が0です。値は右端のボタンに表示されます。
バー左の〔INIT〕ボタンを押す事でデフォルト値に戻す事が出
来ます。
●Tempoバー
このバーをマウス左クリックで移動させる事によって、テンポを
変化させる事が可能です。音程は30~280の範囲内で変化し、
デフォルト値はEUPファイルの初期設定値によって決まります。
値は右端のボタンに表示されます。バー左の〔INIT〕ボタンを
押す事でデフォルト値に戻す事が出来ます。
※必ずしもEUPファイルの初期設定値が正確なテンポでは無いの
でご注意下さい。
このウィンドウをクロースさせるにはExitボタンを左クリックす
るか、マウスの位置に関係無く右クリックで行います。
EUPが演奏状態のまま本ウィンドウをクロースしてもそのまま演奏
は続行されます。
但し、EUP演奏中に、グラフィックファイルの表示等を行いEUPフ
ァイルバッファに影響を与える様な場合はEUP演奏が中断されます。
SND音声再生を行うとその後のPCM部の演奏がカットされます。
又、CD演奏を行うとEUP演奏が中断(正確にはミュートが設定され
ると言う事です。)されます。
※尚、EUP演奏状態でTUGiを操作している場合に、その処理が稀
にぎこち無くなる場合が有ります。(頻繁に割り込みが発生する様な
激しい曲等の場合)動作に支障が出る訳では無いので、ご心配は要り
ませんが、動作がぎこち無くなるのが嫌な場合は、一旦〔PAUSE〕
ボタン或いは〔STOP_〕ボタンを押す等をして、EUP演奏を中
止しする等の処置をして下さい。
■Compact Disc Playerウィンドウ
このウィンドウは、CD演奏の制御を行う物で、メインウィンドウ又
はTUGi_Typeウィンドウの〔CDP〕ボタンを押した時にオー
プンされます。
ウィンドウのオープンと同時に、EUPが演奏中ならEUP演奏が中
断(ミュートが設定されるだけです。同時演奏はサポートしておりませ
ん。)され、SND再生中なら強制終了されます。
ウィンドウには、各種のCD演奏制御を行うボタンと各音量を変化さ
せるボリュームバーが並びます。
その上方には、リルタイムウェイブモニターが可能なWave Mon
itorウィンドウがオープンされ、CDの演奏が開始される等して、
TOWNSの音声出力に反応してリアルタイムで俊敏に反応した波形が
表示されます。
以下に各種ボタンの説明を行います。
●ダイレクト選曲ボタン
ウィンドウ左に並ぶCDの曲番号を示すボタンの事で、これを押
す事で希望の番号の曲をダイレクトに選曲する事が可能です。
●STOPボタン
ウィンドウ下欄に並ぶボタンで、左端に位置する物です。
CDの演奏を終了させる物です。
●PLAYボタン
ウィンドウ下欄に並ぶボタンで、CDの演奏を開始させる物です。
●PAUSEボタン
ウィンドウ下欄に並ぶボタンで、CDの演奏を一時停止させる物
です。
●REWボタン
ウィンドウ下欄に並ぶボタンで、CDが演奏中ならば、演奏中の
曲の1曲手前戻す(後戻りさせる)物です。
●FFボタン
ウィンドウ下欄に並ぶボタンで、CDが演奏中ならば、演奏中の
曲の次の1曲に進める(先に進める)物です。
●Wave Haltボタン
このボタンを押す事で、Wave Monitorのウィンドウ
の波形のストップモーションが得られ、瞬間的な音の波形を確認す
る事が出来ます。
●演奏曲番号表示ボタン
このボタンは演奏している曲の番号を示します。
●CDタイム表示ボタン
このボタンは演奏している曲についての演奏開始からの経過時間
を示します。
●現在時刻表示ボタン
このボタンは現在の時刻を示します。
以下にボリュームバーの説明をします。各ボリュームの値を調整する
事でカラオケ等を含めたミキシング等が楽しめます。
●CD_Lバー
このバーをマウス左クリックで移動させる事によって、CDDA
のLEFTの再生のボリュームを変化させる事が可能です。
値は0~127の範囲内で変化し、デフォルト値が127です。値
は数値として右端のボタンに表示されます。
●CD_Rバー
このバーをマウス左クリックで移動させる事によって、CDDA
のRIGHTの再生のボリュームを変化させる事が可能です。
値は0~127の範囲内で変化し、デフォルト値が127です。値
は数値として右端のボタンに表示されます。
●MICバー
このバーをマウス左クリックで移動させる事によって、MIC入
力のボリュームを変化させる事が可能です。
値は0~127の範囲内で変化し、デフォルト値は0です。値は数
値として右端のボタンに表示されます。
このウィンドウをクロースさせるにはExitボタンを左クリックす
るか、マウスの位置に関係無く右クリックで行います。
尚、CDの演奏中のまま、本ウィンドウをオープンしたウィンドウに戻
っても、CD演奏はそのまま続行されますが、カレントドライブがQド
ライブの時に限って、例外的に強制終了されます。
■File_managementウィンドウ
このウィンドウはメインウィンドウ上の〔FILEMR〕ボタンがO
Nの時に、ファイルセレクタ上のファイルを左クリックする事で、メイ
ンウィンドウ下方にオープンされます。
この機能を利用する事で、TUGi上でファイルの複写、削除、移動
が可能になります。
ウィンドウには、上欄に複写(移動)先を示すドライブアイコンが並び、
その下には各機能ボタン、複写(移動)先ドライブのパス、処理を行い
ファイルとその詳細内容が表示されます。
以下に各機能ボタンの説明をします。
〔PATH〕 複写又は移動先のパスを所得します。
このボタンを押す事でTreeウィンドウがオープン
し、Treeウィンドウからパスを取得する事が出来
ます。パスの取得方法については、『Treeウィン
ドウ』の項を参照下さい。
〔COPY〕 ファイルセレクタ上で指定したファイルを複写先ド
ライブの指定パスに複写します。
〔DELT〕 ファイルセレクタ上で指定したファイルを削除しま
す。
〔MOVE〕 ファイルセレクタ上で指定したファイルを移動先ド
ライブの指定パスに移動します。
●複写の方法
複写先のドライブとパスを指定し、〔COPY〕ボタンをクリッ
クして下さい。複写に失敗した場合や、複写状況等はウィンドウ最
下欄にメッセージが出力されます。
●削除の方法
〔DELT〕ボタンを押して下さい。尚、ファイルの属性がリー
ドオンリー(書き込み不可)の場合等は削除されません。
●移動の方法
方法は複写の場合と全く同じです。〔MOVE〕ボタンを押して
下さい。尚、ファイルの属性がリードオンリー(書き込み不可)の
場合等は移動元のファイル削除されずに、複写と同じ結果になりま
す。
このウィンドウをクロースさせるには、〔PATH〕以外の各機能を実
行させる(ボタンをONする)か、ボタンやドライブアイコン以外の箇所
をクリックする事でファイルセレクタに復帰します。
■TUGi_Typeウィンドウ
ファイルセレクタ上でファイルを左クリックした時に、TUGiのモ
ードやIF2ファイルの設定状況で、このウィンドウに処理が移されま
す。詳しくは『モードを変更する場合』の項やメインウィンドウの説明
等をご覧下さい。
本ウィンドウは、ファイルのテキスト及び、16進ダンプリスト形式
表示を行う多機能高速ページャーのコントロール等を司り、メインウィ
ンドウの機能ボタンの一部の機能を持ち、メインウィンドウ以外の他の
ウィンドウと比較して独立性の高いウィンドウです。
尚、最大許容ファイル容量は400000バイトで、最大行はテキスト
表示時は12000行、16進ダンプリスト形式表示時は12500行
です。
ウィンドウには、左上にオプション機能を付加したExitボタン、
ウィンドウ左側にテキスト/ダンプのモードと、ファイルネームが表示
され、その下にはJTYPE方式レベルメーターが設置されます。
右上にはExitボタン2、ウィンドウ右側には各機能ボタン、現在の
表示行、時刻表示ボタンが並び、その下にはテキストポイント表示&指
定横バーが、その横にはページ単位スクロールボタンが並びます。
ウィンドウ下にはビュアー画面(テキスト)が最大26行表示されます。
ウィンドウオープン時には、ビュアーはMOPTERM仕様等の方式
に設定されています。マウス右クリックによって、JTYPE仕様レベ
ルメーター方式に移行する事が出来ます。
ウィンドウ上には、テキストの表示行は数値によって、表示ポイント
は、横バーによって常時示され、ファイルの先頭、及び最後の時は、右
端のページ単位スクロールボタンの矢印が赤色に変わります。又、ペー
ジャー動作時(テキスト画面スクロール時)にはレベルメーターの中央
部の色が変化します。
以下にこのページャーの使用方法について各方式ごとにまとめて説明
します。JTYPE仕様方式及び、MOPTERM仕様方式についての
詳しい内容については各々のソフトウェア添付のドキュメントファイル
をご参照願います。
●JTYPE仕様レベルメーター方式
HONSEN氏作JTYPE同様に、スクロール速度を、マウス
の上下によって15段階に調整できます。調整はスクロール中でも
停止中でも可能です。
マウス左クリックによってスクロールを開始します。
又、左クリック時に同時に右クリックを行う事によって自動スクロ
ールモードに移行し、その後はマウスをクリックしなくともスクロ
ールされ続けます。自動スクールの解除は再度マウスをクリックし
て下さい。
テキストのスクロールが停止中に、マウスを右クリックする事に
よって、マウスカーソルが出現し、その他の表示方式に移行可能で
す。
尚、TUGi_Typeでは、この方式でのスクロール表示が最
も高速に表示します。レベルメーターが最大(赤色)の時がそうで
す。
●MOPTER仕様方式(猫の手もどき方式)
マウスカーソルをテキスト表示部(ビュアー画面)に持って行き、
マウスの左スイッチを押すとマウスの色が変わり、上下に移動させ
ると、テキストをつかんだまま画面がスクロールします。(この時
のテキスト画面のスクロール距離ははマウスの移動距離の倍になり
ます。最大60行の上下移動が可能です。)
完全に移動がし終わり切らない内に左スイッチを離すと、そのマウ
スの移動した相対速度にほぼ比例した速さで自動スクロールをしま
す。この時、マウスをページャー画面外即ち、ウィンドウに持って
行くと自動スクロールは一旦停止し、戻すと再開されます。又、マ
ウス左クリックを行うと自動スクロールは中断されます。
マウスを右クリックする事によって、マウスカーソルが消え、レ
ベルメーター方式に戻ります。
●ポジション指定方式
MOPTERM同様に、テキストポジションを示す横バーを左ク
リックによって移動させて、任意のポジションから、26行分表示
が可能です。
マウスを右クリックする事によって、マウスカーソルが消え、レ
ベルメーター方式に戻ります。
●ページ単位表示方式
右端に有る上下のページ単位スクロールボタンを押す事で、ペー
ジ単位(26行単位)に表示が可能です。TMENUのTYPE.
EXP同様に行えます。
マウスを右クリックする事によって、マウスカーソルが消え、レ
ベルメーター方式に戻ります。
●キーボード操作方式
キーボードのカーソルキーによって1行単位での上下スクロール
と、〔前行〕,〔次行〕キーによって反頁単位の上下スクロールを
行います。
CTRL〕+〔E〕,〔CTRL〕+〔X〕にも対応しています。
〔ESC〕を押す事でもメインウィンドウに戻れます。
以下に本ウィンドウのボタンの説明を行います。
横バー及び、ページ単位スクロールボタンについては上記ページャーの
使用方法中の説明をご覧下さい。
●Exitボタン(左上の物)
このボタンを押す事でOptionウィンドウが開き、ウィンド
ウのクロースやTAB幅の指定が可能になります。
この機能に関しては以下の『Optionウィンドウ』の項を参照
下さい。
●Exitボタン2(右上の物)
このボタンを押す事で本ウィンドウはクロースし、メインウィン
ドウに戻ります。
●各機能ボタンについて
以下に各機能ボタンの内容を説明します。
〔COL〕 このボタンを押す事でText_Color_Ch
angeウィンドウがオープンし、テキストと背景の
色の組合せを選択出来ます。弱視、老眼の方等はこの
中から一番読み易い組合せを選んで下さい。
この機能に関しては以下の『Text_Color_
Changeウィンドウ』の項を参照下さい。
〔MAK〕 このボタンを押すとMark_Line_Numb
erウィンドウがオープンし、テキストの現在表示行
をマーキング(記憶)する事が出来ます。
この機能に関しては以下の『Mark_Line_N
umberウィンドウ』の項を参照下さい。
〔JMP〕 このボタンを押すとJump_Line_Numb
erウィンドウがオープンし、Mark_Line_
Numberウィンドウで記憶した表示行にジャンプ
する事が可能です。
この機能に関しては以下の『Jump_Line_N
umberウィンドウ』の項を参照下さい。
〔EUP〕 このボタンを押す事によって、画面下方にEuph
ony_Playウィンドウがオープンし、EUP演
奏の制御や、EUPファイルの再演奏が行えます。
この機能に関する詳しい内容はメインウィンドウのE
UP演奏に関する記述及びEuphony_Play
ウィンドウの項をご覧下さい。
〔CDP〕 このボタンを押す事によって、画面下方にComp
act Disc Playerウィンドウがオープ
ンし、CD演奏の制御が行えます。
この機能に関する詳しい内容はメインウィンドウのC
D演奏に関する記述及びCompact Disc
Playerウィンドウの項をご覧下さい。
このウィンドウをクロースさせるには、マウスカーソルが出現してい
る時に右上のExitボタン2を押すか、左上のExitボタンによっ
てオープンされるOptionウィンドウから〔CLOSE〕ボタンを
選択するか、キーボード操作方式が使用可能な時に〔ESC〕キーを押
す事で可能です。
■Optionウィンドウ
このウィンドウは、TUGi_Typeウィンドウ上でExitボタ
ンを押す事で、プルダウンに近い形式でオープンされ有効になります。
以下に本ウィンドウのボタンの説明をします。
〔CLOSE〕 本ウィンドウ及びTUGi_Typeウィンドウを
クロースし、メインウィンドウに戻ります。
〔TAB 8〕 テキストのタブ幅を8にしてページャー画面の再表
示をします。
〔TAB 4〕 テキストのタブ幅を4にしてページャー画面の再表
示をします。
〔TAB 2〕 テキストのタブ幅を2にしてページャー画面の再表
示をします。
このウィンドウをクロースさせるにはExitボタンを含めたいづれ
かのボタンを左クリックするか、マウスの位置に関係無く右クリックで
行います。
■Text_Color_Changeウィンドウ
このウィンドウは、TUGi_Typeウィンドウ上で〔COL〕ボ
タンを押す事で、プルダウンに近い形式でオープンされ有効になります。
ウィンドウには、〔COL01〕~〔COL07〕のボタンが並びま
す。各ボタンは、ビュアー画面のテキスト文字と背景のカラーパレット
の異なる組合せのデータが予め登録されています。
これらボタンを押す事で、ビュアー画面の色を自由に変える事が出来ま
す。
MS-DOSの様な背景が黒の画面や、TYPE.EXPやFB386
の様な背景が白の物、その他ページャーや通信ソフトの様な画面に変更
出来ます。
弱視や老眼の方等で文字が読み難い等と言った場合は、本機能を用いて
戴く事をお勧めします。
このウィンドウをクロースさせるにはExitボタンを含めたいづれ
かのボタンを左クリックするか、マウスの位置に関係無く右クリックで
行います。
■Mark_Line_Numberウィンドウ
このウィンドウは、TUGi_Typeウィンドウ上で〔MAK〕ボ
タンを押す事で、プルダウンに近い形式でオープンされ有効になります。
ウィンドウには、〔MAK01〕~〔MAK07〕のボタンが並びま
す。各ボタン横には、現在登録中のテキストのラインナンバーが表示さ
れます。
各ボタンを押す事で現在ページャーが表示しているラインナンバーが
そのボタンに登録されます。
このウィンドウをクロースさせるにはExitボタンを含めたいづれ
かのボタンを左クリックするか、マウスの位置に関係無く右クリックで
行います。
■Jump_Line_Numberウィンドウ
このウィンドウは、TUGi_Typeウィンドウ上で〔JMP〕ボ
タンを押す事で、プルダウンに近い形式でオープンされ有効になります。
ウィンドウには、〔JMP01〕~〔JMP07〕のボタンが並びま
す。各ボタン横には、現在登録中のテキストのラインナンバーが表示さ
れます。
各ボタンを押す事でそのボタンに登録されているラインナンバーから、
の表示に、ページャー画面が変わります。
このウィンドウをクロースさせるにはExitボタンを含めたいづれ
かのボタンを左クリックするか、マウスの位置に関係無く右クリックで
行います。
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10.補足事項
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■RAMディスクの取扱い等について
本バージョンでは、標準の2M状態でも200KB前後のRAMディ
スクが使用出来ます。
※設定出来る容量は、システムの設定内容や常駐ソフト等によって左右
されます。又、正常にTUGiが起動出来ても終了出来ないと言った
障害も起きますのでご注意下さい。
又、本TUGiはRAMディスクベースでも使用する事が可能です。
以下に私自身のRAMディスクベースで使用しているTUGiシステム
の起動時のCONFIG.SYS及びAUTOEXEC.BATファイ
ルを掲載致しますのでご参考にして下さい。
以下の例ではRAMディスクにコピーするリアルモードプログラムや、
データファイルは一部をLZEXEを用いて圧縮しております。又、P
ACKEXPやLZEXP等のEXP形式圧縮プログラムを用いて、T
UGi本体を圧縮されると更に軽くて速いシステムになりますので是非
ご利用下さい。
これによって更に軽いTUGiシステムが構築出来ます。
※プログラムによっては、RAMディスクを使用する事で、メモリーの
フリーエリアが足りなくて動作しない物が有りますのでご注意下さい。
・起動ドライブ :Mドライブ(TOWNSモデル40H内蔵HDD)
・RAMディスク:Nドライブ(200KB)
・LZEXE使用圧縮ファイル
CONTROL .EXE
RUN386 .EXE
CONFIG.SYS
SHELL=C:\COMMAND.COM C:\ /P /E:40
DEVICE=TBIOS.SYS /TBIOS.BIN
BUFFERS=6
FILES=24
AUTOEXEC.BAT
path=j:\uty;j:\
p3
path=j:\;j:\uty;j:\develop\386ASM;j:\develop\HIGHC;j:\develop\MSCV51\BINR;j:\develop\MASM;j:\develop\UTILS;j:\develop\bascom
set path386=k:\t_uty;k:\m_uty;k:\g_uty;k:\t_tool;
set IPATH=j:\develop\HIGHC\INC\
set red=j:\uty
set TEMP=j:\develop\TEMP
set LIB=J:\DEVELOP\MSCV51\LIB
set INCLUDE=J:\DEVELOP\MSCV51\INCLUDE
set INIT=J:\DEVELOP\MSCV51\SOURCE\ME\INI
set FMINST=G:\MUSIC
set PCMINST=G:\MUSIC
set TUGE=22222222222222222222222222222222222222222222222222222222222222222222222222222222222222222222222222222222222222222222222222222222
set TUG=K:\TUG01\TUG01\TUG01\TUG01\TUG01\TUG01\TUG01\TUG01\TUG01\TUG01ED\ABCDEFGH.EXP
REM cd \efnt
REM EX_FNTLD GOTH16.FNT
REM EX_ANK GOTH.FOT
REM EX_ANK8 GOTH8.FOT
REM cd \
:OAK2_SET
T_OAK2 +
if ERRORLEVEL 1 goto OAK2_ERR
goto OAK2_END
:OAK2_ERR
dicuty + * OAK2USR.DIC
GOTO OAK2_SET
:OAK2_END
copy tmenu.exp n:
copy control.exe n:
copy run386.exe n:
copy tugi.inf n:
copy tmenu.if2 n:
copy reipl.com n:
copy poff.com n:
copy tugi.env n:
copy tugiend?.asd n:
n:
diet -Z -TJ:\
diet -ZA
control
■TUGi.ENVについて
以下に簡単に説明します。各パラメータについては具体的な値の説明
の無い物を操作する場合は個人の責任に於いて行って下さい。
パラメータの値は、"=" に続いて、空白" " を置かずに記述して下さい。
以下に例を挙げて説明致します。
TUGE=000010110000000011001000101010000000000000001001001000010000000110
TEXT=4609
TUGM=0000
TCOL=0008
WORK=M:\TUGI
・TUGE
まづ、1行目のTUGEパラメータでは、値が1になってる物がTMEN
U.IF2ファイル上でその順番にあたる登録実行プログラムがON
(実行可能)になっている事を示します。
・TEXT
2行目のTEXTパラメータではテキスト表示時のモード等を主に指定し
ます。
・TUGM
3行目のTUGMパラメータは、TUGiのプログラム実行モードの形態
を示します。
・TCOL
4行目のTCOLパラメータは、TUGiのカラーリングとテキスト表示
時のカラーセットを示します。
・WORK
5行目のWORKパラメータは、ワークのパス指定する事が出来ます。
現在はこのパスは、ASD拡張子のPCM音声圧縮ファイルが格納さ
れている場所を示す物として利用しています。
これを利用する事で、RAMディスクベースでTUGiを利用されて
いる方はRAMディスクのスペースを若干空ける事が出来ます。
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11.注意事項等
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グラフィック形式コンバートの際は、ファイルネームの変更は出来ま
せんので、ディレクトリィに既に同じ拡張子で同じファイルネームの物
があった場合は、削除してセーブされます。
元の画像ファイルが要らない場合は、特に問題は無いのですが、元の画
像ファイルも残しておきたい場合は、ディレクトリィを変えるなり、ド
ライブを変える(フロッピー等を差し替える)等を行って下さい。
エラーメッセージ機能等は未サポートですので、特にグラフィック形
式コンバートの際に正常に終了出来たかどうか等の確認は多少注意すべ
き点でしょう。
TUGiで動作しないプログラムは、TUGiのバグによる場合も有
るでしょうが、本家TMENUでも動作するかどうか確認を行って下さ
い。
大抵の場合、TUGiで動作しないプログラムは、同一環境下では、本
家TMENUでも動作しないケースが殆どの様子です。
ディレクトリーツリー表示の際に、デバイスがCDの場合は、CDの
12Hセクターに格納されているパス情報を元に、高速にディレクトリ
ィツリーを表示しますが、この機能が有効なのは、CD-ROMの規格
がISO9660とハイシエラフォーマットに限定されます。
但し、TOWNSのCD-ROMの殆どがISO9660規格のフォー
マットを採用している事から、殆どのCD-ROMでこの機能は正常に
動作します。
TUGiは、簡単な環境ファイル(TUGi.ENV)を各プログラ
ムの実行毎に書き換えます。
ですので、TUGiシステムの有るドライブの書き込みプロテクトはO
FFにしておく必要が有ります。
32K色グラフィックは、512×512画像等の全画面サイズ表示
が可能ですが、CRTによってはわずかですが、上下の表示位置がずれ
る可能性が有ります。どうしてもそれが気にいらないと言う方は、CR
Tの背面のつまみを調整して下さい。
Power offウィンドウでのTOWNSの電源OFF時に再生
される終了メッセージは、時間等の或る条件によって変化します。
PCM音声ファイルにはオリジナルのASD形式を用いて容量の軽減と
共に内容が分からない様にしています。
ASDの形式の公開やASD再生プログラムの提供はしませんが、オリ
ジナルのエンドメッセージ(彼女の声等。女性の場合は彼氏になります
ね(^^;)を再生してTUGiを終了させたいと言う要望が大きい場合は、
SND形式のASD形式へのコンバーターの提供の用意が有ります。
TUGiVer1.13 からTK3形式へのコンバート機能が削除されまし
た。これはTPH、TK4、PIC,TIffの4形式で充分で有り、
TK3コンバート機能を存続させる事はTUGiの軽さへの悪影響を与
える可能性が強い為削除した物です。TK3へのコンバートは、旧版の
TUGiやTUG等をご利用下さい。
TUGiVer1.13Bからマルチファイルローダーとして利用可能になり
ましたが、この主な目的は富士通純正TMENUからTUGiをTUG
iのマクロを実行するローダーとして利用し易い様に取った措置です。
PACKEXPを用いてTUGi本体(TMENU.EXP)を圧縮
する場合はヘッダ部の圧縮は行わない様にして下さい。正常に機能しな
くなる可能性が有ります。
TUGiはその仕様上、ファイルネームをTMENU.EXPとして
いる為に、富士通純正TMENUかTUGiか戸惑ってしまわれる場合
も有ると思います。その場合は、ORICON/TUGiCON等のコ
ンソール上で、以下の様に実行して見て下さい。(TUGiのモードを
A_TYPEにして表示されても結構です。)
>TYPE TMENU.EXP
TUGiのクレジット等が表示された場合はそれがTUGiで有る事が
分かります。尚、PACKEXP等を用いている場合は、ちゃんと表示
され無くなりますが、作者の名前程度はなんとか分かると思いますので、
それを判別の目安にして下さい。
本バージョンの正式名称は、TUGiVer1.13BL20 ですが、Ver1.13B
の公開版はVer1.13BL20 のみですので、単にTUGiVer1.13Bと言う時
は本バージョンを示します。
TUGiは、TUGIやTUGの基本操作仕様を継承していますが、
実質的にはかなりの部分で変更がされており、戸惑われるかも知れませ
ん。
TUGIやTUGをお使いの方は、本TUGiをマイナーチェンジ版と
言う観点から利用せずに、全く異なるソフトだと言う程度の考えでお使
い戴く事をお勧めします。又、ご利用の際は本文書ファイルを良くお読
み下さる様にお願い致します。
尚、これはあくまで予定ですが、TUGiをTUGの後継ソフトとして
使ってる方々を考慮して、グラフィックツールとして扱えるTUGΧと
言う物を現在検討中です。
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12.TPH方式について
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■TPH形式開発にあたって。
TK4形式はPICの特徴で有るアニメ調画像をメインとし、様々な
タイプの広範囲の画像で圧縮効率が良く表示速度が速い構成と言う事で
ご利用戴いております。
しかし、TK4がPICをベースとした為に、アニメ調画像等を中心と
した、人間の手によって描画された画像にやや偏った仕様になっていま
す。
そこで、対象を人間の手によって描画された物で無い画像、即ち自然画
に限定した方式も必要かも知れないと考えておりましたが、圧倒的にT
K4等とは比較になら無い自然画で効率の良い方式と言う物は難しく、
又、その形式が他機種でも使えない事にはグラフィックデータの汎用性
が損なわれると言う事で、自然画方式には消極的でした。
しかし、その後TK4の欠点で有る自然画にやや弱いと言う点が、表面
化しユーザーの方々からも意見として出される様になりました。
特に画像圧縮方式では無いLHAのほうが効率が良くなる場合も有ると
言う点では、TK4開発の段階で手を抜いた点を後悔した次第です。
そして、今後近い将来に於いてTK4だけでは賄い切れない壁がユーザ
ー間に了解される即ちTK4を用いる事による弊害として理解される以
前に自然画対応方式で有るTPH作成を果たさねばならないと言う事で
その作成に到ったと言う次第です。
■TPH形式をTUGiに採用した理由について。
TPH形式が、そのスペックが実用的な域に達していると判断したか
らと言うのがまづ第1の理由です。
圧縮率も20%~40%前後、速度もTK4並み、と言う事で自然画対
応の方式としては優れた物で有ると言えるでしょう。
しかし、それだけでTiny-Tmenuとしての利用価値の高いTU
Giに採用する理由にはなりません。採用した事によってTUGiの長
所で有る軽さの障害になってはTUGi自体が利用され無くなってしま
う可能性さえ有ります。
そこで、TPH形式では既にTUGiで採用しているPICやTK4の
ルーチンを最大限に利用する事で、TUGiのファイルサイズの膨張を
非常に低いレベルで抑えています。(TUGi本体でTPHが占める容
量はなんとTK3並みと言う程です。)
TPH形式はTK4の自然画圧縮のアルゴリズムを強化した物であると
言う観測も出来る訳で有り、ルーチンの共有化は偶然では無く当然の事
として可能になる訳です。
これによって、TPH形式をTUGiで採用する事に踏み切れた訳です。
■TPH形式の特徴
TPH形式は、TOWNSでは32K色画像のみの特徴で有る『画像
の色変化を波形として捉える事が出来る。』と言う事に着眼点を置く事
で高圧縮を実現している者です。
簡潔に述べると以下の様な特徴が有ります。
・自然画にとって非常に圧縮効率の良い方式で有る。
実際に試して戴くのが良いと思いますが、参考迄にフリコレ3収録の
自然画を用いた物をサンプルスペックとして掲載します。
以下の結果からTPH形式ではサンプルとなった自然画では1/4程
度のサイズに迄圧縮される事が分かります。
但し、アニメ調画像等ではTK4やPIC形式等とは比較になり難い
程効率が悪くなる場合も有ります。
※LHA は比較の為にTIFFv4.0方式の物をLHA にて圧縮した物です。
※Tiffv5.0はT-PAINT 等で採用されている圧縮サポートのTIFF形式で
す。
※Tiffv4.0はサンプルとなった元画像のオリジナルサイズです。
※Value は圧縮後のファイル容量の計を示します。
※% は元画像TIFFV4.0に対するパーセンテージを示します。
File TPHv1.0 TK4v1.0 LHA Tiffv5.0 Tiffv4.0
---------------------------------------------------------
GM5_1 30332 43015 45149 55754 154112
GM5_2 42504 58022 64413 75905 154112
ONSEN 59857 83752 83433 93098 154112
M92F 34664 46331 51002 59948 154112
---------------------------------------------------------
Value 167357 231120 243997 284705 616448
% 27.1 37.4 39.5 46.1 100.0
・表示速度は実用的レベルに有る。
TK4並みの速度になりますので、TPH形式のグラフィックライブ
ラリィを構築した場合のグラフィックの検索も苦にはならないでしょ
う。
・LHAでの再圧縮効率は悪い。
これはビット単位で処理している為に、LHAとの親和性の低下を引
き起こした物で有るとお考え下さい。
但し、TPH形式はLZH、LZW法は使っていませんので、多少は
再圧縮が効きます。
・移植性は低くは無い。
ビット並びやデータ構造及びアルゴリズムから見て、68系のマシン
でも移植は可能です。表示速度が遅くても良いのなら8ビットマシン
でも充分対応可能です。
又、OSが変わっても対応し易いのではないかと推測されます。
・各種画像ツールへの組み込みは難しくは無い。
必要とするデータ領域は比較的大きくは無く、ローダー/セーバー本
体もそう大きなサイズにはならない為に、その気が有ればTPH形式
を扱ったグラフィックエディターやツール等も可能になります。
・ヘッダ構成に若干の配慮
マルチメディア性の強いツール等で本方式が扱われた場合の事を考慮
して、ヘッダにはコメント等の文書やファイルネーム、コマンド、或
いは全く異なるデータを入れても良いと言う仕様にしています。
但し、これへの対応は全てローダー及びセーバー次第になりますが。
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13.著作権及び使用許可条件について
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TUGiに関しては作者は著作権の留保を行います。
本プログラムの利用及び配付転載については、以下の条項を遵守願いま
す。
※無保証
本プログラムに問題があった場合、或いは使用する事よって生じた如
何なる被害に対しても作者は一切責任を負うものでは有りません。
※メンテナンス
万が一致命的なバグ等が有り、明らかに作者の責任で有ると言った場
合は、メンテナンスに大して最善の努力を致しまが、これは作者が義
務として負う物では有りません。
※各種ネットへの転載は原則的に制限無しとします。
都合が良ければ、簡単で結構ですので御連絡戴ければ幸いです。
※個人的或いはクラブ等での配付は配付者が責任を持って従事して下さ
い。
※その他の配付転載については作者迄必ず御一報願います。
以上の条件に於いて本プログラムの配付転載及び使用を許諾します。
以上の条項を遵守する限り本プログラムをフリーウェアとして提供致し
ます。
-==========================================================================-
14.謝辞
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各種ローダー及びセーバー作成の際に、以下の物を流用又は参考にさ
せて戴きました。
PIC PICSv0.0 A.Yanagisawa氏
GIF LOOK K.MIYAZAKI氏
GHP グラフィックヘゲタ AHO氏
TK4 PICSv0.0 A.Yanagisawa氏
TUGi_Typeウィンドウでのページャーの操作仕様では、HO
NSEN氏作JTYPEとモップ氏作MOPTERMを参考にさせて戴
きました。
ボタン等のオリジナルフォントのデータは、LUFO氏から頂いた物
を基に作成致しました。
本文書作成に於いて、すずけん氏に一部アドバイス及びご協力戴きま
した。
TUGiver1.13Bへのバージョンアップでは以下の方々からのバグ報
告及びアイデア、及びご協力戴きました。
あや女史、てけちゃん氏、わたぽん氏、ちょ~まる氏、ぬーぼー氏、
てーる氏、NUIT氏
以上、各作者の方々及びご協力下さった皆様、そしてバージョンアッ
プ版TUGiを心待ちにして下さったNifty-Serve FTOWNS1,FTOWNS2 の
RTC の皆様にこの場をお借りしてあらためて感謝致します。
-==========================================================================-
15.最後に・・・
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アンケートでの残りの要望のサポートと、フリコレ4を楽しく活用出
来る様なビュアー機能の向上が今回のメインになりました。
デザイン等の大幅な変更は無く、『前回の公開版のインパクト(?)か
らすると多少味気無いな・・・』と思われる方も少なく無いと思います。
それと同様に、『前々回の公開版の添付文書では、公開版を出さないみ
たいな事書いてあったのでは?』と思われる方もいらっしゃると思いま
す。
今回公開版に踏み切った理由は、やはりフリコレ4への対応とバグ修正
と言う事で有り、ユーザーに不安を与える様なTMENUとしての機能
強化が無いと言うのが主な訳なのですが、その他の理由として言えるな
らば、噂のTMENUの概要がほぼ分かって来たから・・・と言うのも
上げられます。(WSP:TUGIで頑張った甲斐があったかな(^^;)
TUGiの選択すべき道がほぼ分かったと言える訳です。それだけ次回
のバージョンアップ版TMENUが素晴らしい出来ばえだと言う事です。
(WSP:今のTUGi等をベースにしてそれ以上ユーザーの要望に応える
物なんて出来ないんぢゃかな(^^;)
尚、これでTUGiのバージョンアップを終えると言う訳では有りま
せん。少なくともTUGiの基本的特徴で有る、機動性や軽さは今後も
特定の環境のユーザーの皆様に支持されて行く事と思います。
今後は、そう言った環境の方々への対応へと焦点を定めたバージョンア
ップを行う可能性が高くなると思います。
又、4Mと言うメモリー空間がTOWNSで当たり前の様に使われて来
るとTOWNSの違った使われ方も考えられます。その時にTUGiで
培ったノウハウを生かせるツールが提供出来れば・・・と考えている次
第です。
最後になりますが、今回の公開版ではかなりきついコードオプチマイ
ズを施しており、何らかの障害やバグ等が有る可能性を感じます。(殆
どのソースが何らかの手を加えられ入れ代わりました。)
それら障害やバグ等を見つけられた方はお手数ですが、以下のネット迄
ご連絡戴ければ幸いです。
- 以上 -
富樫冬尾 [Nifty-Serve :ID = PED01676]
PAROU [電脳わぁるど:ID = DW0057 ]
(魚) [Nanno-Net :ID = PAROU ]